森保一新監督って何者? サッカー日本代表が目指すべきものとは

日本サッカー協会は26日、森保一代表監督の就任を発表した。

森保一
森保一(©AbemaTV)

日本サッカー協会(JFA)は26日、U-23日本代表の森保一監督が兼任でA代表の監督に就任すると発表した。森保氏は、ロシアW杯でベスト16進出を果たした西野朗監督体制ではコーチを務めていた。

ここでは、サッカーにあまりなじみのない読者へ向け、森保監督について簡単に説明していきたい。



 

■広島を常勝軍団にした男

森保監督は長崎県出身の49歳。1987年にサンフレッチェ広島の前身であるマツダでキャリアをスタートさせた。まだ無名だった1992年に日本代表に選出され、国際Aマッチ通算35試合に出場している。

1993年に発足したJリーグでは広島などでプレーし、2003年に現役を引退。2012年に広島の監督に就任すると、初年度でいきなりJ1リーグ年間優勝を成し遂げ、クラブに初タイトルをもたらした。

以後6シーズンで計3度のリーグ優勝を果たしており、「常勝・広島」を開花させた人物と言っていい。その手腕を買われ、2017年より五輪世代の代表監督に就任した。


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■兼任は現実問題として可能なのか

JFAが26日に都内で開いた記者会見で森保監督は、「A代表と五輪代表、2つの代表の監督をするのは困難であり、1人では不可能だと思います」と明言。「しかし、関わる多くの方に力をお借りすれば不可能は可能に変わり、より大きな成果につながる」と兼任への意欲を語っている。

また、JFAの田嶋幸三会長は「今の代表は世代交代待ったなしです。それを実現するためには、(五輪とA代表を)兼ねている方がスムーズにいく」と兼任の意図について説明した。

しかし現実問題として、五輪世代の国際大会をこなしているとA代表候補選手の視察に時間を取れない、などの物理的な問題は生じる。これについて森保監督は、「1人でやるわけではない。代表に関わる方々全体で日本サッカーを見ながら、密に情報交換をして連携していく」との方針を明かした。

代表のテーマとしては、「年代間の融合」というキーワードを挙げた森保監督。「ベテランの選手を招集しない、という意味で入れ替えるのでは意味がない。競争の中で、見せられる選手、走れる選手が実力を発揮して生き残っていくことが重要」だと説いた。

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■長期政権も?

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