誰からも好かれたい人たち 「世界征服レベルに不可能」との反論も
好かれたいより、嫌われたくない気持ちが強い人も。
誰だって、人から嫌われたくはないものだ。とはいえすべての人たちと仲良くするのは、現実的に難しいことである。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「人からの好意について」の調査を実施。
「誰からも好かれたいと思うほうだ」と答えた人は、全体で32.2%だった。約3人に1人は、誰からも好かれたいと思いながら生きていることになる。
画像をもっと見る
■嫌われたくないから
性年代別では、20代女性が唯一4割を超えている。
若い女性は、嫌われたくない気持ちが強いようだ。
「好かれたいというよりも、嫌われたくないって言ったほうがいいのかな? 人から拒否をされるのがすごく怖いので、できるだけ人に合わせるようにしている。
でもそれだと八方美人と思われるから、難しいところで…」(20代・女性)
関連記事:峯田和伸のキスに「気持ち悪い」「さとみ可哀想」 『高嶺の花』展開に賛否
■個性を失うだけ
男女間では、男性のほうが少ない割合になっている。誰からも好かれるのは無理だとの意見が、多く上がった。
「世の中にいる人すべてから好かれるなんて、絶対に無理なこと。考え方の違いから、合わない人が出てくるのは仕方がない。
世界征服くらいに壮大なことを目指しているのに、それが人間関係だと可能に思う人がいるから不思議」(30代・男性)
自分の魅力を失ってまで、好かれる必要はないとの声も。
「誰からも好かれるように努力することは、自分の意見や個性を押し殺すようにするだけ。それでは魅力も失い、嫌われはしないけど好かれもしない存在感がない人になってしまう」(40代・男性)
関連記事:猫を飼ったヒカキンに猫好きが落胆 「保護猫を飼って」「影響力あるのに残念」
■大切な人の気持ちがあればいい
自分が浮気性だと自覚している人は、半数以上もの人が誰からも好かれたいと思っている。
心の寂しさを埋めるため、浮気を繰り返す人も多い。
「自分の存在価値を、他者からの評価でしか測れないのだと思う。自分を受け入れてくれる人がいると確認するために、いろんな人と関係を持ってしまうのかも」(20代・女性)
年を重ねて、本当に大切なことに気づいたという人も。
「私も以前はたくさんの人から好かれたいと思っていたけど、そんなことはあまり意味がないと気づいた。
今は家族や友人など大切な人たちからの温かい気持ちがあれば、他はどうでもいいかな。わざわざ苦手な人にまで、合わせて生きるのは疲れるだけだし」(40代・女性)
無駄な争いを起こす必要はないが、無理に媚びることもないのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)