やらしい人と言われても… 思い出し笑いができるのは幸せの証との声
周囲から怪しまれても、やめられない。
一人で笑っていると、怪しい人だと思われる可能性が高い。しかし止められないのが、思い出し笑いである。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「笑うことについて」の調査を実施。「思い出し笑いをよくするほうだ」と答えた人は全体で29.8%と、思いの外いることが判明した。
■若い女性はかなり思い出し笑いをする
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性が多い割合になっている。
しかも20代女性では、半数近くに迫る高さなのだ。「箸が転んでもおかしい年頃」はやや過ぎている時期だが、なにもなくても笑えてくるようだ。
「後から振り返るとものすごくくだらないことなのに、きっとその瞬間にはツボに入ったのか大笑い。そしてそこから離れて一人になったときにも、余韻を引きずって笑ってしまう。
必死で我慢するけど、たぶんにやけた顔になっているんだろうなあ…」(20代・女性)
思い出し笑いのネタは、身近なことが多いという。
「テレビで芸人が言ったおもしろいこととかでは、思い出し笑いはしない。とても身近な出来事で、他人からすれば特におもしろくもないことのほうがなぜか後を引く」(20代・女性)
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■日々の笑いさえ少なく…
初めての子育てなどで忙しい女性からは、余裕がなく思い出し笑いができないとの声が上がった。
「若い頃はちょっとしたことで大笑いしていたけど、忙しさのせいで現状に目を向けるのが精一杯。思い出す行為は心に余裕があるからできて、それで笑えるのは幸せだと思う」(30代・女性)
男性からは、日常にさえ笑いが少なくなっているとの意見も。
「年を取るにつれて、普段の笑いさえも減っている気がする。おもしろいことが特にないから、思い出し笑いをしないのも仕方がない。もっと出かけるとかして、日常に変化をつけないと…」(40代・男性)
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■思い出し笑いをする人はエッチ?
思い出し笑いをする人はエッチだと昔から言われている。あまり根拠もなさそうだが、当事者はどう思っているのだろうか。
「思い出し笑いって想像力がないとできないから、エッチだって言われるんじゃないかな? おもしろかったことを、リアルに思い浮かべられないと…。
自分ではエッチとは思わないけど、妄想癖はあるし」(20代・女性)
どんな理由であれ笑えるのは、幸せなことである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)