普通にしているつもりなのに… 「なに考えてるかわからない」と言われる衝撃

自分では、おかしなことを言ってるつもりはないんだけど…

2018/07/29 13:00


(metamorworks/iStock/Thinkstock)

家族や友人、仕事で関わる人たち――多くの人は日々、さまざまな人とコミュニケーションをしながら生活している。そんな中で、自分の考えが相手に伝わらなかったり、理解されなかったりするケースもある。

しかし、そういうことが重なって「周囲から『なにを考えているのかわからない』と言われる」という人は、どれくらいいるのだろうか?

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,361名を対象に「『なにを考えているのかわからない』と言われる」人の割合を調査した。



■意外と少なくない

「『なにを考えているのかわからない』と言われる」と回答したのは、3人に1人弱の31.8%。なかなか言いにくい言葉であることを考えると、意外に多い気がする数字だ。

性別・年代別では

40代男性が最も多く43.7%、次いで20代女子が41.2%となっている。

属性として「不思議ちゃん」扱いというのもあるが、年齢を重ねるとその意味合いも“痛い”ニュアンスが混じってくるし、40代男性にその形容は…ということもあり、なかなか言い換えてしまうのも難しいか。

では、どんな人が「『なにを考えているのかわからない』と言われる」のか? 特徴別データを見てみると…
「3ヶ月以内に失恋した」60.8%、「大学デビューした」50.8%、「婚約破棄した経験がある」48.9%が上位に。

特に「3ヶ月以内に失恋した」は全体の倍近い割合となっており、“それが別れの原因なのか…”という気がしてしまう。

また、「大学デビューした」も半数を超えているのを見ると、本来のキャラにないことをして、いろいろバランスが崩れている状況なのかも。


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■急に言われて衝撃も

実際に「『なにを考えているのかわからない』と言われる」という人に、話を聞いた。

「仲のいい友達から、『お前の考え方、ちょっと変わってるなぁ』と言われることは、これまでもあったんですけど、一緒にがんばってきた同僚から突然『なにを考えているのか、全然わかんないよ』と言われた時には、衝撃でした。


自分としては、なんとなく伝わっていると思っていたことが、実際は全然伝わってなかったことも多くて、腹を割って話し合って解決はしたんですけど、“悪いことしたなぁ”って…。ちょっと自分が“伝える”ことを疎かにしていたなって、反省しました」(20代・男性)


「元々感情を表に出すのが苦手で、周りからよく『なにを考えているのかわからない』と言われてしまうタイプです。でも、そう言われて“またか”と思いはするんですけど、いつまでたっても慣れないというか…毎回ちょっと傷つきます。


とはいえ、そう言ってくれる人は“理解したい”ってスタンスを示してくれているほうで、黙って遠ざかっていく人もいることを考えると、ありがたい部分もあるんですけどね」(30代・女性)


コミュニケーションにおいて、全てを理解することも、全てを理解してもらうことも、実際は難しい。

「わからない」ままにせず、わかろうとする、わかってもらおうとする歩み寄りが、大切なのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1361名 (有効回答数)
コミュニケーション調査衝撃
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