言い過ぎて異動も… 上司へ反論したことある人の割合が意外な結果に

上司にでも、自分の意見を伝えるのは大切なこと。

2018/07/29 15:30

議論

古い体質の会社では、「上司の言うことは絶対」な雰囲気があるところも多いだろう。しかし人間なので、理不尽なことがあれば反論したくもなる。

そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代会社員・公務員の男女606名を対象に調査を実施。「上司に反論したことがある」と答えた人は、全体で46.4%と半数に迫る割合に。自分の意見を上司に伝えている人が多いのは、少し安心できる結果だといえる。



 

■我慢できずに反論して異動に

性年代別では、男女共に年代が上がるほど上司に反論した経験のある人が増えている。

上司に反論性年代別グラフ

長く社会人を経験するほど、我慢ならないこともあるようだ。

「若い頃は、上司の言うことを聞くものだと思ってきた。ただあまりに自我が強すぎる上司に我慢ができずに、言い返してしまった。


しかも怒りが爆発した感じなので、思いっきりケンカ腰な口調で…。それからしばらくして、部署を異動させられた。その上司が嫌だったし、離れられたのはよかったと今では思う」(40代・男性)


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■上司の腰巾着はつらい

大きなストレスを抱えながらも、上司の言うことはなんでも聞いている人もいる。

「僕は周囲が感心するほどに、上司の腰巾着に徹するタイプ。昼食を一緒に食べて、たまに飲みにまで行くから『よく息が詰まらないな』と言われる。


正直言えば、ストレスはめちゃくちゃ溜まっている。僕からすれば、適度に距離を取れるみんながうらやましいくらい」(20代・男性)


自分の意見に耳を傾けてもらうために、うまく取り入っている策士も。

「上司に押し切られるだけでは仕事がおもしろくないので、自分の意見にも耳を傾けてもらえるように普段から良好な人間関係を築くようにしている。


争い合っていてはどんなにいいことを言っても、『こいつの言うことなんて聞きたくない』って思うだろうから』(30代・男性)


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■自分の意見を言うのは悪いことではない

部下の意見を聞くのも、本来は上司の仕事である。

「仕事で自分の意見を言うのは、別に悪いことではない。上司の言うことが絶対のような風通しが悪い社風だと、若手の斬新なアイデアが埋もれてしまう。


それは会社全体にとっても大きな損失になる。意見を言いやすい雰囲気を作ることが、上司に求められているんじゃないかな」(40代・男性)


人手不足の問題がこの先さらに深刻になるからこそ、居心地のいい環境を作ることが大切になってくるのだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代会社員・公務員の男女606名(有効回答数)

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