「アニメ映画版便乗」で脱落者が急増? 『この世界の片隅に』に様々な声
内容や松本穂香の熱演は好評なものの、脇の甘さが目立つドラマ版『この世界の片隅に』。
■離脱者も増加か
この表記を見て、映画版の製作委員会・スタッフが多少なりともドラマ版に関わっていると思っていた視聴者からは落胆が相次ぐとともに、「クレジットに表記するなら、筋を通して伝えるべき」という意見が噴出。
@konoseka_tbs
スペシャルサンクスのクレジットの承諾は、この世界の片隅に制作委員会に対して取られたんでしょうか???
それならその旨を発信されては??
仮に無断なら大問題ですよ?#この世界の片隅に— いのり (@masama1204) July 29, 2018
つまりTBSは映画「この世界の片隅に」の人気に便乗してドラマ作ったけど、映画サイドには特に挨拶も無しに人気だけ利用した訳ですね。これがTBSクオリティー
— ポサヒン (@miriann_hsto) July 24, 2018
ドラマ版「この世界の片隅に」は一方的にspecial thanksしてたってことなのか。便乗商法なのにわざわざ書いてるところが気持ち悪い。(ドラマは一切見てないのでどうでもいい)
— k1102 (@k1102) July 24, 2018
この世界の片隅にのドラマと映画との話、ファンの「なんか違和感(便乗感?)があるけど、別に作品自体やスタッフに何かされた訳じゃないしな、とりあえず気にせんどこ」という雰囲気の中で公式同士で火花が見えたから、あーやっぱりかってなってるのが今のところの感想
— KYM (@takeman8311) July 24, 2018
現在確実にわかっていることは「アニメこの世界の片隅にの製作委員会はドラマ版にスペシャルサンクスとしてクレジットされたことを迷惑に思っている」というくらいですかね。
— GiGi (@gigir) July 24, 2018
中には視聴を取りやめた様子の人も確認できる。
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■「各話サブタイトルも酷い」の指摘も
また、ツイッター上では「各話の(サブ)タイトルがおかしい」「ズレている」という指摘の声も。
TBSでやってる「この世界の片隅に」実写ドラマ、各話サブタイだけで原作・劇場アニメのファンを遠ざけられるのすごくないです? pic.twitter.com/7FUquJeOiA
— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) July 24, 2018
「この世界の片隅に」のドラマ見たけど、なんで実写ドラマにすると嘘くさくなるんだろうなあ。サブタイトルのセンスの無さとか、余計なシーンぶっ込みやがってとか。方言に違和感があるとか、演出技術上のもやもやがいっぱいあるけど、全体としてアニメの方が遙かに表現力豊かだなと感じた。
— ちゃず (@bys06412) July 30, 2018
観ずに批判はしたくないけどサブタイトルと冒頭だけで割と限界を迎えたからなあ…この世界の片隅にドラマ版
— 萃香ちゃん (@suica_yojo) July 24, 2018
優しく、丁寧で心に染み入る世界観が魅力だったアニメ映画版。ドラマでもそのテイストは少なからず描けているようにも思えるが、「愛と命の感動物語!」「波乱の新婚生活」はたしかに大仰に感じてしまうかも。
ちなみに、第3話は「初めての逢引、交錯する4つの運命」というサブタイトルだった。
内容的には決して悪くないものの、外側での甘さも目立つ本作。今後、そういう方面でも挽回していくことが期待されるが、いかに。
(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部 イラスト/みかごろう)