「スマホに電子証明書を搭載」 政府が挙げる制度改定のメリットや手続きに批判殺到
マイナンバーカードに搭載されている「電子証明書」がスマホにも搭載される日が…。
2016年から開始されたマイナンバー制度。マイナンバー(個人番号)が記載された紙の通知カードが郵送で手元に届きそのまま保管している人、プラスチック製のICカード「マイナンバーカード」を作った人、それぞれだろう。
マイナンバーカードには公的な電子証明書が内蔵されているが、政府はスマートフォンにも電子証明書を搭載することができるよう制度を見直す方針で、来年の通常国会に関連法案を提出するそうだ。
■「マイナンバーへの執着が怖い」
マイナンバーカードには、マイナンバーや住所などの個人情報を含むものと、含まないものの2種類の電子証明書があり、複製が認められるのは個人情報を含まないもの。そして、スマホ1台分だけ複製を認めるという。
これを受け、ネット上では「誰得?」「マイナンバーへの執着心が怖い」などの反対意見が多数挙がっている。
・使い方次第では個人情報筒抜けじゃね?
・やめてくれぇー。誰得なんだこれは?
・スマホってすぐウイルスとかで乗っ取りあるのに、こんな重要なことをスマホで完結させていいの?
・恐いからマイナンバーなんて家にしまったままなのに困るよ…
・政府のマイナンバーへの執着が凄すぎて怖い。個人情報抜きたいだけだよね?
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■「マイナンバーカード所持」が前提
気になるのはスマホに電子証明書を搭載するメリットだ。現在は…「サイトごとに求められるバラバラのIDやパスワードが不要」「より簡単にネットショッピングが可能」「チケットを使わず、スマホだけでイベントに入場」と紹介されている。
さらに、スマホにマイナンバーを搭載するためには「マイナンバーカードを持っていること」が前提であり、これらに対しても批判が多い。
・ネットショッピングのIDもPASSも記憶機能があるし、面倒だと思ったことない。だから必要ありません
・ネットショッピングを「より簡単に」って…大丈夫、十分簡単だよ
・ライブの思い出=チケット なのでね。搭載する必要性を感じませんな
・マイナンバーを作ることさえ面倒くさくて作ってないのに、そこからかよ。
・マイナンバーカードを作らせたいだけだろ!