ビジネス書ではNGでも…上司世代が朝一のメールチェックを止めない理由
ダメだと言われているのは、わかっているけど…
仕事のメールチェックはダラダラとせず、時間を決めて定期的にするのが効率的だと言われている。また、朝一は避けるべきとの意見が多い。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の会社員・公務員の男女608名に「仕事のメールチェックについて」の調査を実施。
「出勤したらまずはメールを確認する」と答えた人は、全体で45.6%と半数に迫る高い割合に。多くの人が出勤早々に、メールチェックをしているのだ。
■朝一のメールチェックはもったいない
年代別では、20代が一番少ない割合になっている。
朝は頭が最も働く時間なので、メールチェックなどの単純作業をするのはもったいないとの考えが広まっているのだ。
「仕事術の本には、『朝のメールチェックは効率を下げる』と書かれているものが多い。そんな本を信じて、出勤後すぐは頭を使う仕事をしている。メールチェックは、それが一段落した後」(20代・男性)
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■緊急メールがあるといけないので
年代が上がると割合が増えるのは、立場が上がるほどメールも多くなるからだ。
「ビジネス書は好きなので、朝一のメールチェックが否定されているのも知っている。ただメールの量が多く、出勤後に放置しておいたらその後に来たものもどんどんと貯まってしまう。
どうでもいい社内メールがほとんどだけど、そんな中に重要で緊急なものも混ざっていることもある。それを見逃すのも危険なので、メールは朝一に確認するようにしている」(40代・男性)
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■電話よりメールとは言えど…
ホリエモンこと堀江貴文氏の「電話してくる人とは仕事するな」との発言は、多くの賛否が寄せられた。ここまで極論ではなくても、仕事を電話に邪魔されたと感じた経験は多くの人があるはず。
メールと電話の使い分けが上手くできていないために、相手を翻弄させることもある。
「リアルタイムで、メールを確認している人なんていない。だからものすごく急ぎのことを、メールでお願いしてくる人はもう少し考えて欲しい。
電話も嫌いだけど、さすがに状況による。『メールでお願いした件、どうなりました?』と電話してくるのなら、最初からかけてくればいいのにと思う」(30代・男性)
「Slack」など、ビジネス向けのチャットサービスを導入している会社も増えている。「うちにも導入して欲しい」と思いながら、大量のメールをチェックしている人たちもきっといるのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の会社員・公務員の男女608名(有効回答数)