お酒が飲めない人は酒の席に行くのさえ嫌? アルハラを受けた経験者も
付き合いだけど、行きたくない。
アルコールを受け付けない体の人は一定数いるが、そんな人たちも付き合いなどでどうしても酒の席に足を運ばなければいけないことがある。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代のお酒が飲めない男女448名に「飲み会について」の調査を実施した。
「酒の席に行くのさえも嫌だ」と答えた人は、全体で53.1%と半数を上回る結果だった。飲めない人にとって、飲み会は大きな苦痛のようである。
■変なテンションについていけない
20代から30代では、男性よりも女性の割合が多くなっている。
酒を飲んでいる人は、アルコールでテンションが上がる。一方で飲めない人は、シラフのままだ。
「みんなお酒を飲んで変なテンションになっているのに、自分一人だけがまともでついていけない。
もっと落ち着いた酔っぱらい方をする人もいるのだろうけど、私の周りには大学生の飲み会の延長みたいな人が多いから…」(20代・女性)
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■ウーロン茶だけで酔える
飲めなくても飲み会に参加する男性は、ウーロン茶だけで同じテンションになれるという。
「僕はお酒を飲まなくても、テンションが上がった人たちと一緒に盛り上がれる。ウーロン茶を何杯も飲んでるだけだけど、周囲の人たちの高揚感だけで一緒に酔っ払っている感じに。
だから誘われた飲み会は、できるだけ参加するようにしている」(30代・男性)
一方で、お酒は匂いさえ嫌だと思っている人も。
「お酒の匂いだけで、気持ち悪くなってくる。居酒屋に足を踏み入れた瞬間に『もう無理』って感じ。その匂いが人々から発せられるようになるから、かなりきつい。
そこまでしているのに、料金が同じなのも嫌」(20代・女性)
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■アルハラを受けたために…
40代以上からは、女性よりも男性の割合が多くなる。
「若い頃は付き合いだから仕方がないと割り切れたけど、酔っ払ってテンションの上がったおじさんに付き合わされるのが面倒に思えてきた。
昔みたいな体力で乗り切ることもできないから、付き合いが悪いと言われても断ることが多くなった」(40代・男性)
酒を無理やりに飲ませる『アルハラ』は、大きな問題になった。そんな経験から、飲み会が嫌いな人もいる。
「若い頃に飲めないと断っても、『俺の言うことが聞けないのか』とか言われて無理やり飲まされた。そんな嫌な記憶があるので、飲み会は好きではない」(40代・男性)
酒が飲める人でさえ、わずらわしい飲み会には参加しない時代。飲めない人を誘うときには、お店選びや会費などで配慮をしたほうがいいのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)