複数人では後ろを歩くほうが落ち着く? 日本人のシャイさがわかる結果に
ついていくから、前を歩いてよ。
複数人で歩くときには、横並びに歩くと通行の妨げになる。そのため、前後に分かれて歩くのが通常だ。では人はどの位置で歩くのが、落ち着くのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名に「歩く場所について」の調査を実施。
「複数人のときは後ろを歩くほうが落ち着く」と答えた人は、全体で62.4%と高い割合になった。日本人はシャイな性格の人が多いというが、その辺りも関係しているのかも。
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■自分の主義主張を表に出すタイプでないから
性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性が多い割合になっている。
「女性は3歩後ろを歩く」はもはや古い考えだが、それでも前に行かない理由はどのようなものなのだろうか。
「私は自分の主義主張を表に出すタイプではなく、友達といても周囲の意見に流されやすいほう。そのために前に行くよりも、後ろから追っかけていくほうが落ち着く。
たとえそれが、ただ歩くことでも」(30代・女性)
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■リードするのが苦手な男性
男性もすべての年代で半数を超えており、決して少ないわけではない。
「元カノに『なんで、後ろばかり歩くの!』って怒られたことがあるくらい、人が前に歩いているほうが落ち着く性格。
自分がリードするのとかが苦手なので、恋愛には向いていないと痛感した」(20代・男性)
上司の後ろばかり歩き、癖になっているという男性も。
「それなりにいい年になってきたのに、今の部署では一番年下。すっかりと腰巾着キャラが定着してしまい、普段でも後ろをついていくのが癖になった」(30代・男性)
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■ついてきてないのではと不安
会社員よりも無職・家事手伝いのほうが、後ろを歩く人が多い。
孤独を感じるのが、怖いという人も。
「自分が先頭を歩いていると、気づかない間に誰もついてきてないんじゃないかなと不安になる。学生時代は友達が少なかったので、その辺りが関係しているのかな?」(30代・女性)
中には、こんな人もいる。
「単純に、人についていくのが楽。何も考えなくていいじゃないですか。方向音痴だから、基本的に後ろから追いかけてます」(20代・女性)
6割以上もいるとなれば、珍しい癖でもない。むしろ誰が前を歩くのかで、揉めそうなくらいである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)