複数人では後ろを歩くほうが落ち着く? 日本人のシャイさがわかる結果に

ついていくから、前を歩いてよ。

2018/08/01 11:00


(NalYukoY/iStock/Thinkstock)

複数人で歩くときには、横並びに歩くと通行の妨げになる。そのため、前後に分かれて歩くのが通常だ。では人はどの位置で歩くのが、落ち着くのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名に「歩く場所について」の調査を実施。

「複数人のときは後ろを歩くほうが落ち着く」と答えた人は、全体で62.4%と高い割合になった。日本人はシャイな性格の人が多いというが、その辺りも関係しているのかも。


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■自分の主義主張を表に出すタイプでないから

性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性が多い割合になっている。

複数人のときは後ろを歩くほうが落ち着く性年代別グラフ

「女性は3歩後ろを歩く」はもはや古い考えだが、それでも前に行かない理由はどのようなものなのだろうか。

「私は自分の主義主張を表に出すタイプではなく、友達といても周囲の意見に流されやすいほう。そのために前に行くよりも、後ろから追っかけていくほうが落ち着く。


たとえそれが、ただ歩くことでも」(30代・女性)


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■リードするのが苦手な男性

男性もすべての年代で半数を超えており、決して少ないわけではない。

「元カノに『なんで、後ろばかり歩くの!』って怒られたことがあるくらい、人が前に歩いているほうが落ち着く性格。


自分がリードするのとかが苦手なので、恋愛には向いていないと痛感した」(20代・男性)


上司の後ろばかり歩き、癖になっているという男性も。

「それなりにいい年になってきたのに、今の部署では一番年下。すっかりと腰巾着キャラが定着してしまい、普段でも後ろをついていくのが癖になった」(30代・男性)


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■ついてきてないのではと不安

会社員よりも無職・家事手伝いのほうが、後ろを歩く人が多い。

複数人のときは後ろを歩くほうが落ち着く職業別グラフ

孤独を感じるのが、怖いという人も。

「自分が先頭を歩いていると、気づかない間に誰もついてきてないんじゃないかなと不安になる。学生時代は友達が少なかったので、その辺りが関係しているのかな?」(30代・女性)


中には、こんな人もいる。

「単純に、人についていくのが楽。何も考えなくていいじゃないですか。方向音痴だから、基本的に後ろから追いかけてます」(20代・女性)


6割以上もいるとなれば、珍しい癖でもない。むしろ誰が前を歩くのかで、揉めそうなくらいである。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)
調査
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