女性を呼び捨てで怒鳴りつけた鹿児島県知事 「木下ほうか似」「イヤミ課長そのもの」の声も
鹿児島県知事・三反園訓が女性を呼び捨てで怒鳴る…その姿はまるで木下ほうか演じるイヤミ課長
■呼び捨てや「お前」はパワハラなのか
ここでも話題になっているのは、上司が部下を呼び捨てにすることや「お前」と呼ぶのはパワハラなのか問題。基本的には、どちらもパワハラにはならないとされている。
しかし、部下に対して敬称をつけていた上司が特定の部下だけを呼び捨てにし、パワハラと認められた例もある(差別をしていると考えられるもの)。呼び捨てや「お前」という呼び方だけではパワハラにはならないが、相手との関係性や発言の内容によりけり…という結論のようだ。
以前、吉本興業の芸人がバラエティ番組で、「お前」と言われたことが原因で退職した新入社員がいると話題にしたことがあった。
このときも「関西が本社の吉本でそれで辞めてるなんて甘い」、反対に「お前なんて呼ぶ上司のもとで働けない」と賛否両論が沸き起こっていた(吉本興業は、「お前」と呼ばれたことが原因で辞めたのではないと否定している)。
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■2割がパワハラを感じる
しらべぇ編集部は全国の20代〜60代の社会人男女251名を対象に「現在職場でパワハラを受けていると感じるか」調査したところ、16.3%の人が「はい」と回答。
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本人が「そんなつもりではなかった」と思っていても、受け取る側の気持ちを考慮し、発言の内容に注意することが必要だ。
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今回の報道では「権力のある人間が大声で圧をかけることは、パワハラにあたる」と感じる人も多くみられる。セクハラ、パワハラに関しては、世間が敏感になっていることは重々承知のはず。県知事たるもの、自らの言動には問題意識を持つべきなのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代〜60代社会人男女251名(有効回答数)