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ドーム球場開催論が浮上の夏の甲子園大会 高校野球が好きな人はどのくらい?

熱中症が懸念される中、5日に開幕する高校野球甲子園大会。好きな人はどのくらい?

スポーツ

(Tyler Comeaux/iStock/Thinkstock)

第100回全国高校野球選手権大会が、5日に開幕する。今年は記念大会のため、史上最多の56代表が甲子園球場を舞台に熱戦を繰り広げる予定だ。

そんな高校野球だが、今年の地方大会では酷暑の影響もあって熱中症で倒れる人が続出。開催時期や試合開始時刻の変更論など、その運営方法について疑問の声が噴出している。

それは甲子園大会でも同様で、熱中症への懸念が拭いきれない状況だ。

 

■ドーム開催論が浮上

そんななか議論になっているのが、開催球場の変更。7月23日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスが「ドームでやるしかない。大阪ドーム(現:京セラドーム大阪)を甲子園にすればいい」と提案し、ネット上で議論となった。

非・高校野球ファンからは賛同の声があがったが、元選手の金村義明氏などOBや高校野球ファンからは「甲子園でなければ意味がない」との反論が。

野球関係者は「甲子園以外考えられない」様子。マツコのように興味のない人にしてみれば、「涼しいドームで」と考えるのは自然なことに思えるのだが。

 

■ファンはどれくらいいる?

甲子園での開催にこだわっていると思われる「高校野球ファン」は、どのくらいいるのだろうか? しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,329名に、高校野球についての意識調査を実施。

結果、「大好き」と答えた人はわずか10.2%。「まあまあ好き」と答えた人は37.8%で、肯定的な人は48.0%。半数をわずかに下回っている。

一方、「あまり好きではない」が36.9%、「嫌い」は15.2%で、否定的な見方をしている人は52.1%。本調査では「好き」よりも「嫌い」がわずかに上回る結果となった。

嫌い派が「甲子園球場での開催」にこだわっている可能性は極めて低く、ドーム開催に理解を示す人のほうが多いのかもしれない。

 

■問題点はどこに?

高校野球の問題点などを元球児のYさんに聞いてみた。

「真夏の炎天下に試合をやらせるのも、球児ファーストではなく、開催者の収益や宣伝効果を狙った学校の都合を優先している印象がある。

 

この異常な暑さのなか甲子園で試合をさせるのは高校野球経験者でも異常だと感じます。大会は春もあるわけですし、春は甲子園、夏は京セラドームにするとか、ナイターにするなど、工夫すべきだと思う。

 

自分自身は甲子園にこだわりもなかったし、野球を楽しむことができればよかった。ドームなら雨で中止もないですし良いことばかり。試合中に熱中症になる選手も出ていますし、犠牲になる高校生が出ないか心配です」

 

100回を迎えた今、開催時期や運営方法について考え直す必要があるのかもしれない。

・合わせて読みたい→春の選抜高校野球が19日開幕!その選出システムに不満の声も…

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)

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