図書館の児童書にホチキスの針がびっしり… 惨状に「まるでホラー映画」と戦慄
静岡市立中央図書館の児童書にホチキス約50個が押されるという事件が発生。ネットは戦慄。
静岡市中央図書館は1日、小学校高学年向け児童書の中の1ページに、ホチキスの針約50個が押されていたと発表した。
■最後の貸し出しは昨年の7月
ホチキスの針が押されていたのは、エーリヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』という児童書。7月29日午後、1階の開架書架で利用者が見つけ、職員に知らせたことで、事件が発覚した。
ホチキスは、75ページ目の主に下半分に集中的に押されており、その他にも該当のページの一部が破れているなどの被害がある。この本の貸し出しは、昨年7月が最後。犯人については、書架の本が「未貸出」であるため全く目星がつかないという。
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■「こんなことやめてくれ…」
また、発表に先駆けて、先月31日に静岡市立図書館の公式ツイッターが、事件についてツイート。
(…お願いだ。こんなことをするのはやめてくれ。。。本がかわいそうだ。これではもう次の人に貸せない、つまり捨てるしかないんだ。。。新しく買い直すにも出版年が古かったりするともう買えないこともあるんだ。頼んだよ。。。)#パンダのお願い pic.twitter.com/y69AGntPdf
— 静岡市立図書館【利用制限付きで開館中】 (@shizu_tosho) July 31, 2018
このツイートは8月2日時点で7万リツイートを超え、大きな反響を呼んでいる。