ただ見栄を張りたいがために…お金がないのに人に奢る夫に妻激怒も
ここは、私が出しておくから。
気前よく奢る人は、お金をたくさん持っていると思われる。しかし中には、無理をしてまで奢る人がいるのだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名に「金遣いについて」の調査を実施。
「お金がないのに人に奢ることがある」と答えた人は、全体で21.2%だった。さらにお金がなくなるのに奢ってしまうのは、どのような心理なのだろうか。
■中高年層が奢る理由
性年代別では、すべての年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。
中でも中高年層は、たとえお金がなくても気前がいい人が多い。
「僕らの若いときのデートは、男性が支払いするのが当然だった。女性に財布を出させるなんて、恥ってくらいの認識。
当時は景気が良かったってのも大きいけど、今もその価値観から抜け出せないところもある」(50代・男性)
女性だけではなく、職場の後輩に奢る人も。
「女性だけでなく、後輩にもいいところを見せたいと思ってしまう。『僕も払いますよ』って言われて、『いいよ、付き合ってもらったんだから』と返すだけのために奢っている」(40代・男性)
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■若い男性はあまり奢らない
男性も年代が若くなるほど、割合が少なくなっている。「男性が奢るもの」との認識は、薄れてきているといえるだろう。
「給料が少ないので、そんな見栄張ってられない。彼女とのデートはほとんど割り勘で、彼女も最初からそれで納得している。給料も同じくらいなので…」(20代・男性)
気になる女性には、奢る男性も。
「気になる女の子をデートに誘えたら、『ここでいいところ見せないと』と思って支払いのすべてを自分がしてしまう。ただそこから付き合うと、ずっと奢ることにもなりかねない。
どうすればいいのか、悩むところ」(20代・男性)
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■お小遣い制なのに奢りまくる夫
40代の女性は、お金がないのに奢る夫に呆れている。
「うちの夫はお酒を飲むと気が大きくなるのか、全員分の支払いを負担して帰ってくることもある。うちは決して裕福ではなく、本人はお小遣い制なのに。
奢った月はお小遣い内でやっていけないので、追加のお願いをされる。『見栄を張るからでしょう!』と言うと、『武士は食わねど高楊枝だから』と返す始末。武士でもないのに…」(40代・女性)
奢られるのは嬉しいが、裏で泣いている人がいるとなると気が引けるものである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)