亀梨和也『東野圭吾 手紙』 今夜初放送の特報は「直貴としての表情」にグッとくる
今冬放送の亀梨和也主演『東野圭吾 手紙』の役写真も解禁
亀梨和也主演で、今冬放送されるテレビ東京のドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』。
主人公・武島直貴を演じる亀梨の役写真が、4日初めて公開された。
■武島直貴として生きて
今回公開されたこの写真、ふと振り返った表情には、多くのことをあきらめ、何も望んでいないかのような空虚さが漂う。
本ドラマは既報の通り、東野圭吾の原作『手紙』の刊行当時(2003年)より、情報の拡散力が上がったデジタル社会の現代を舞台に、犯罪加害者の家族が、周囲の人々と関わり合いながら懸命に一筋の光を追い求め生きていく、社会派エンターテインメントドラマだ。
テレビ東京・田辺勇人プロデューサーは、今回の役写真公開にあたりこうコメントを寄せている。
「『普段の亀梨さんを消して欲しい。武島直貴として生きて下さい。』
そう亀梨さんにお伝えしてから撮影が始まった『東野圭吾 手紙』。1つ1つの台詞、目線や相槌、ちょっとした仕草にも“強盗殺人犯の弟として生きる”亀梨さんの姿がそこにはありました。
進学・恋愛・就職・結婚と流れていく時間。その中で、出会う人々と。交わされる兄との手紙のやりとり。難しい役柄にも関わらず、正しく真摯に、その時間と向き合った亀梨さんの姿にご期待頂ければと思います」
この空虚な表情を浮かべているのは、人気アイドル・KAT-TUNの亀梨和也ではなく、確かに強盗殺人犯の弟・武島直貴なのだ。
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■グッとくる表情の特報が今夜
亀梨が「武島直貴として」の表情を見せるのは、この写真だけではない。
今日4日深夜1時15分放送の『ABChanZOO』内で、同ドラマの特報映像が初めて放送され、その後深夜1時45分からはドラマ公式サイト内でも、映像が公開される。
実際にその特報映像を観た関係者によると、わずか15秒の中で多くのシーンが展開され、切なさや怒り、涙する様子ほか、さまざまな表情を見せる姿に「武島直貴」を感じ、かなりグッとくるという。
果たして、どんな映像に仕上がっているのか――今夜の特報の解禁も楽しみだ。
放送日時:今冬
放送局:テレビ東京系
出演:亀梨和也 ほか
原作:東野圭吾『手紙』(文春庫刊)
監督:深川栄洋
脚本:池田奈津子
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)