性犯罪者、出所後に国費で治療 評価の一方で「甘すぎる」の声が出る理由

性犯罪だけでなく、薬物犯罪、窃盗も治療対象となるようだ。

2018/08/06 13:00

女性スカート
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Thinkstock)

4日、性犯罪者や薬物犯、窃盗犯など、同じ犯罪を繰り返す傾向があるとされる人々の再犯防止策として、満期出所した元受刑者らに対し、法務省が国費で治療を受けさせる制度を整備する方針を固めたことがわかった。

この方針に対し、ネットでは評価の一方で厳しい指摘の声も出ている。


 

■性犯罪者、薬物犯罪者らが治療の対象に

産経ニュース」によると、薬物治療や認知行動療法の対象となるのは、強制わいせつや強姦などの性犯罪のほか、薬物犯罪、窃盗などで服役した元受刑者。

これまで、再犯を犯す傾向が高い受刑者は、刑務所内で再犯防止のために指導を受けていたが、出所した後は具体的な対策は行なわれず、結果的に新たな犯罪に繋がるケースも多かった。

現在、法務省が検討を進めている新たな制度では、満期出所予定者に対して出所後に治療や認知行動療法を受ける意思があるかを確認。その後、居住予定地近くの医療機関を紹介するといった対応を取る予定とのこと。


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■ネットでは一定の評価

この報道に対し、ネットでは一定の評価をする人が。

・国費で治療していく方針を示したことは評価したい


・性犯罪もだけど、薬物や窃盗もセットになってるのはいいね

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■「任意」に「甘い」という指摘も
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