体力低下と共に後悔も…学校卒業後から今まで運動離れしている人たち
運動する習慣が大切だとは、わかっているけれど…
学生時代は体育の授業があり、嫌でも体を動かす機会があった。しかし、大人になると運動するかどうかは、個人の判断に委ねられる。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名に「運動習慣について」の調査を実施。
「学校を卒業して以降は、意識的に運動したことがない」と答えた人は全体で43.1%と、半数に迫る結果になった。
■高校のときは部活があったけど…
性年代別では、20代から30代の女性が高い割合である。
運動する機会が、一気になくなったという人も。
「高校までは部活でかなりの運動量だったけど、卒業してからはまったくしていない。
同じように食べるから初期は太ったのを気にしていた時期もあったけど、今は現状維持できているから『体を動かさないと!』という危機感もなくて…」(20代・女性)
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■中年太りから運動を始める女性
女性も40代に入ると、少し割合が減っている。急に運動の必要性を、感じるようになるのだ。
「若い頃は周囲から『細すぎる』と言われるほどだったのに、30代から徐々に体重が増えてきた。
そして40代に入るとかなりなサイズにまで成長し、昔を知っている人からは『絶対、太らないと思っていたのに…』と言われるほど。
これではいけないと思い、スポーツクラブに入会して定期的に通うようにした。少し体重は落ちてきたけど、まだまだ道のりは長い」(40代・女性)
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■体力の低下で運動してなかったことを後悔
今まで運動してこなかった人たちも、体力の低下を感じるにつれて後悔しているようだ。
「自分には関係ないと思ってきたけど、やっぱり体力の低下を感じるようになった。少し走っただけで息は上がるし、足腰が痛くて歩くのさえつらいときもある。
若い頃から継続的に運動していれば、もう少し違ったのかな…。ただ過ぎたことを嘆いても仕方がないので、ウォーキングなどの軽い運動を無理のない程度にやるようにしている」(40代・男性)
将来のことを考えるならば、無理のない範囲で簡単な運動を継続的に続けたほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)