日大チア部でパワハラ問題 「さすが日大ブランド」「名物会見再び?」と皮肉も

日大、今度はチアリーディング部で女性監督による陰湿なパワハラの実態が明らかに

2018/08/09 12:00

チアリーダー
(aceshot/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

アメリカンフットボール部での悪質タックル問題に続き、またも日本大学運動部でスキャンダルが報じられた。

チアリーディング部の女性監督が、特定の女子部員を全部員の前で執拗に叱責するなどのパワハラ行為が発覚し、インターネット上が騒然となっている。



 

■「学校の恥、今すぐ脱げ」

日本大学のチアリーディング部で、女性監督による特定の女性部員への陰湿なパワハラ行為があったことを、同大学内の人権救済機関が認定した。部員は精神的に追い詰められて適応障害と診断されているという。

監督は2011年頃までチアリーディング部の選手だったOGで、2015年度に監督に就任。女子部員らによると2月5日、全部員の前で被害者の女子部員を名指しし「大雪の日に事務員に頼んで練習をなくそうとした」と事実ではないことで叱責したという。

この前後にも、部員が強豪校として知られている出身高校のジャージを履いていたところ、「学校の恥。今すぐ脱げ」と激高。

また、けがの手術を受け、リハビリのため復帰の時期について相談させてほしいと申し出た際には「ケガで復帰が遅れているのは嘘」などと言い、無理矢理大会に出場させようとしたこともあったという。


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■保体審は問題を無視

女子部員側は、アメリカンフットボール部の内田正人前監督が事務局長だった保健体育審議会に監督との仲裁を求めた。最初は応じる姿勢を示したものの、「監督と直接話して下さい」などと途中で態度を変えられてしまったのだそう。

その後女子部員側は人権救済機関に相談し、事態が発覚。人権救済機関は調査をした結、果監督の言動はパワハラに当たると認定したという。


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■「酷すぎる」怒りと呆れ

女性監督の陰湿で酷いパワハラ行為の数々にインターネット上は騒然。怒りの声が相次いでいる。

・パワハラの内容読んでたら胸が苦しくなった。女性ならではの追い詰め方。言い回し。言葉選び。部員もそれに同調して更に追い詰める。被害女性がこれ以上苦しまないといいな。それにしても日大チアの監督最低


・日大またなんかやらかしてるやん、さすが日大ブランド


・チアリーディング部監督の件で日大は、あの話題の会見~revival~をやったりするのだろうか


・日大チアリーディング部監督がパワハラ… 出動ですよ江戸っ子おばさん


監督の言動を強く批判する声もさることながら、相次ぐ指導者の不祥事問題を受けて皮肉めいたコメントも散見される。女子部員を適応障害と診断されるまで追い込んだ監督。今後の大学側の対応に注目したい。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

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