9時始業なのに6時出社、時給400円で13時間労働 非常識を強要するブラック企業の恐怖

ブラック企業は入社したときから「おかしな部分」があるケースも。

疲労
(tuaindeed/iStock/Thinkstock)

世間の常識は、ブラック企業の非常識。その非常識を当たり前のように押し通そうとすることで、社員たちは悲劇に巻き込まれることになる。

GPSを使って残業時間の証拠を自動で記録できるスマホアプリ『残業証拠レコーダー』を開発した日本リーガルネットワーク社には、非常識のデパートとも言えるようなブラック企業エピソードが寄せられた。

 

■9時始業なのに「6時から待ってろ」

しゃんしゃんさんが、以前勤めていた会社をブラック企業であると感じたのは、勤務初日からだったという。

「初日は新入社員と教育係でお世話になっている他社の方に研修を開いてもらう予定でした。その日集合時間は朝の6時と伝えられていました。始発で間に合わない同僚は前日に近くのホテルに泊まるなどしていました。

 

そして6時に新入社員全員が揃いました。しかし、いくら待っても他社の方どころか教育係すら来ません。会社の前で30分待ったところで教育係に電話をしました。

 

電話に出た教育係に事情を話すと『研修開始は9時! 新入社員が会社に早く行って、待ってるのは当たり前だろ! 朝っぱらから電話なんかしてくんじゃねぇよ』と言い放たれました」

 

■1日13時間勤務で時給400円台

初日からとんでもない業務命令を出してきた会社だが、そこから勤務するたびに驚きの連続だったと語る。

「もともと雇用契約では勤務時間は9時〜17時でしたが、実際には9時〜20時まで通常業務。その後20時〜23時まで新人研修という驚きの勤務体制でした。

 

そして2週間の新人研修が終わってからも、17時に帰れることは一度もなく、基本は22時まで仕事をしていました。休日も会社からの電話が朝から晩までかかってくる始末。

 

実際、1ヶ月で働いた勤務時間は315時間。給与明細をみて愕然としました。手取りから計算すると時給は400円台でした。もちろん残業代などもついてるわけがありません。

 

そして交通費の上限も雇用契約では15,000円でしたが実際には5,000円しか支給されず。呆れ果てて、上司に雇用契約を見せながら問いただすと、『新入社員の君たちは会社に学ばせてもらってる身分なんだぞ。働かされてると思うから、そんな呆れたことが言えるんだ』の一点張りでした」

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■親戚の死去にも暴言

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