入試の採点ミスで高校教員の5割が処分 山形県の珍事に「雑すぎる」と震撼

ほとんどの教員が口頭での注意にとどまったのは、果たして適切と言えるのだろうか。

2018/08/10 07:00

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(taka4332/iStock/Thinkstock)

8日、山形県の教育委員会は公立高校入試で採点ミスが相次ぎ、1人が追加合格となった問題で、採点ミスに関わったとして当時の校長や教諭など計1037人を、減給や厳重注意などの処分にしたと発表した。

全教員の約55%が処分されるという驚きの事態に、ネットでは様々な反応が見られている。



 

■約85%の学校で採点ミス

読売オンライン」によると、県教委では県内の全52校に解答用紙の再点検を指示。結果、15~18年度の入試で47校で合計1202件の採点ミスが発覚し、1140人の受験生の得点に影響したという。

中でも酷かったのが16・17年度の入試で、約85%の学校で採点ミス。ほとんどの学校でミスがあった計算になる。

なお、気になる処分だが、合否に影響した高校の当時の校長1人が減給10分の1(2か月)、同校の教頭と県教委の次長・課長計4人を懲戒処分(戒告)という内容に。その他は文書訓告、厳重注意となり、ほとんどが口頭での処分にとどまった。


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■「むちゃむちゃ」「さすがに雑」

この報道に対し、ネットでは呆れと驚きの声が続出。

・むちゃむちゃや


・さすがに雑すぎひん?


・半分以上の処分って、それってトップかシステムの問題だとおもいます。それにしても、ほとんどの方はとばっちりなんではないでしょうかね


・関わった教師はミスされた一人一人の人生変えた自覚あるの?


・さかのぼってチェックするのはものすごい労力だっただろうなぁ

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■「昔もあったでしょ」の声も
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