片桐はいり、トム・クルーズの魅力にようやく気づく「何がいいのか分からなかった」

『ダウンタウンなう』に女優の片桐はいりがゲスト出演した。

2018/08/11 13:00

片桐はいり
片桐はいり(画像提供:『ダウンタウンなう』©フジテレビ)

10日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ・関西テレビ系)にて、恒例の「本音でハシゴ酒」企画が行われた。ダウンタウンと坂上忍、飲み友達の夏菜がゲストと酒席でトークを繰り広げる。

2軒目ゲストには、女優の片桐はいりが出演した。



 

■趣味は「映画館のもぎり」

超個性派女優として知られ、数々の映画や舞台などで抜群の存在感を発揮している片桐。一度見たら忘れられない強烈なインパクトを持つ風貌および芝居と、印象的な芸名で人気を博している。

そんな片桐だが、バラエティ番組などにあまり出演しないため、プライベートに関してはあまり知られていない。番組が事前アンケートを行ったところ、現在の趣味は「映画館のもぎり」という意外なものだった。

「普通に映画好きなもんで、近所の映画館が名画座をやるようになって毎週のように通っていた。そうしたらスタッフに声をかけられてイベントなどもやるようになった」と片桐。

そうするうちに「もぎりもやらせてください」と進言し、ノーギャラで劇場スタッフとして働いているのだそう。「自分が出てる映画のもぎりをやることもあります」と笑顔で語った。

さらには、もぎり好きが高じてショートムービー『もぎりさん』まで制作。これは東京・キネカ大森にて12月31日まで全6話が本編前に併映される。


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■今のトム・クルーズが好き

ダウンタウンなう
収録の様子。(画像提供:『ダウンタウンなう』©フジテレビ)

トークは恋愛にも及んだ。55歳で未婚の片桐だが、過去には結婚のチャンスもあったと告白。好きな男性のタイプについて問われると、「仲村トオルさんと板尾創路さん」という絶妙なチョイスで回答した。

そんな片桐が最近好きになりかけているのが、なんとハリウッド俳優のトム・クルーズだという。映画『トップガン』(1986年)で大ブレイク後、長きにわたって一線で活躍する超大物だ。

言ってみれば「イケメン界の世界的デファクトスタンダード」であるクルーズを、なぜか今このタイミングで好きになりかけている片桐。「全盛期には何がいいのかさっぱり分からなかった」と言いきってみせた。

彼の魅力を理解するために出演作を何本も観たと言うが、それでも分からなかったそう。ところが昨年になって、『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017年)で初めて「超かっこいい」と感じたのだという。

その理由がどこにあったのか尋ねられると、「よく分からない。加齢?」と自己分析。自身の加齢とクルーズの加齢によって、今ようやくバイオリズムが合致したのではないかと推論した。


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■個性は武器にも弱点にもなる

おそらく片桐の人格が若い頃から一貫して「個性的」だったことが、大衆から絶大な支持を集めていたクルーズの魅力に気づけなかった一番の理由なのではないだろうか。2018年に好きなタイプを「トム・クルーズ」と答える人は、語弊はあるがかなり個性的であると言わざるを得ない。

普通の人がマニアックなものの魅力を理解できないように、マニアックな人は「普通のもの」の魅力をなかなか理解できない。クルーズが年を重ねて枯れた魅力を発するようになったことで、初めて片桐のアンテナにひっかかった可能性がある。

なお、しらべぇ編集部の調査では、「個性的だね」を褒め言葉と捉えられない人は非常に多いということが分かっている。褒め言葉だと思える人はわずか3割程度だ。

個性的 調査
(©ニュースサイトしらべぇ)

一般的には、個性があまり強烈ではない人の方が広く愛されやすく、逆に個性的な人は狭い範囲で深く愛される傾向にある。普通に生活する分には、やはり前者の方が生きやすいと感じる人が多いのだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)

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