いつまでも若い気でいられない 男性はいつからおじさんに分類されるのか
一般的な認識として「おじさん」に分類される年の人は、意識しておいたほうがよさそうだ。
女性はいくつになっても、「おばさん」と呼ばれて嬉しく思う人は少ないだろう。では男性の「おじさん」は、どうなのだろうか。
■いい年しておじさんと思わない人は客観性がない
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男性680名に「自分はおじさんに分類されると思う」かの調査を実施。
やはり年代が上がるほど、自分を「おじさん」だと思っている人が多くなる。
「年齢的に、どう考えてもおじさんでしかない。もし同年代で自分のことをおじさんだと思わない人がいるのなら、客観性が欠けていると思う。たとえ見た目や趣味が若くても、自分がそれなりに生きていることは受け止めないと」(40代・男性)
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■20代と30代に大きな意識差
20代と30代では、倍以上の差があるのも印象的である。20代ではさすがに、おじさんと呼ばれることに抵抗があるようだ。
「兄の子供から『おじさん』と呼ばれて複雑な気分。実際に『叔父』だから間違っていないけど、今まで近所の子供にも『お兄ちゃん』としか呼ばれたことがなかったから…。
おじさんと呼ばれるのがショックだとわかったので、最近はどんなに年上の女性にも『おばさん』と言わないようにしている」(20代・男性)
女性が20代から30代になるときに大きな意識をするというが、男性にも同じような気持ちがある。
「あまり内面が大人になっているようには思えないけど、さすがにいつまでも若い気持ちでいると周囲に気持ち悪がられるだろうから。20代の若い女の子から見たら自分は『おじさん』なんだと思うことで、いろんなことを自制できる効果もある」(30代・男性)
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■自分が若いと思っている勘違いおじさん
若い人が付き合いづらいのは、「自分は若い」と勘違いしているおじさんだ。
「きちんと自分がおじさんだと思えている人は、若い人との付き合いも上手にできていると思う。問題なのは、いい年をしているのに『自分はまだ若い』と思っている人。
同じ年代の人たちのことを、『あんな年寄りとは、話が合わない』とか言って若い人たちにすり寄ってくる。
それで若い子と話が合うのかといえばそんなことはなく、ただ会話でマウントを取りたいだけ。面倒な存在でしかないけど、上司だから無視もできなくて…」(20代・女性)
もちろん、見た目で周囲の評価は分かれる。しかし、一般的な認識として「おじさん」に分類される年の人は、意識しておいたほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男性680名(有効回答数)