寝取られ寸前も「感動した」 水原の切なさに涙の『この世界の片隅に』
水原にすずが寝取られそうになるあのシーン。ドラマ版でも、繊細な感情描写はそのままだった。
■感動の声相次ぐ
死ぬ前に自分が好きだった女に会いに来た水原。そして、自分の知らない過去に嫉妬しながらも、同じ戦時中という時代を生きる男に対し、「最後になるかもしれない」と覚悟を決めて妻を送り出した周作。
今の平和な時代ではなかなか起こりえないであろう男たちの交流に、ツイッター上では「泣ける」「ぐっと来た」「感動した」などの声が相次ぐことに。
虹郎の水原さんは自分が好きだった女に戦争で死んでしまう前に会いに来て、桃李の旦那様は大好きな妻の昔を知ってる水原さんに嫉妬しながらも、これが最後になるかもしれないと一晩ともにさせてあげる覚悟をして、すずを水原さんの寝床に向かわせる。
泣ける。
この世界の片隅に、見てる。— カンフーパンダ子 (@crazyu_g_i) August 12, 2018
いまこの世界の片隅に観てるんだけど
水原さんあぁああぁあああぁああ!
死ぬ前に、嫁入りした好きな相手の家に行くの泣ける…
虹郎…!
そしてそれに嫉妬する松阪桃李にもううぉお!— ともか (@too_moo_1027) August 12, 2018
https://twitter.com/ninonatsuka/status/1028632602914172928
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■「妻を抱かせようとした?」と困惑も
もっとも、水原がすずを抱き寄せ、顔と顔を近づけあったのを見て、中には「つまり…そういうこと?」「周作はわかってて行かせたんだよね? いいの?」と想像する人の姿も、当然ながら見られることに。
【この世界の片隅に】5:水原さんが唐突にエロくて戸惑う。エッこれそういことなん?周作さんそういうことなん?いいの?ちょっとあのシーンあわわってなりました。
— ゆきまち (@ykmc222) August 12, 2018
「この世界の片隅に」水原とすずさんが納屋で一晩を過ごすシーンは戦争の狂気を描いているんだと今更ながら気づいた。水原も狂ってるし周作も狂ってる。3人の中でまとも(ふつう)なのはすずさんだけ。だから水原の「この世界でふつうでいてくれ」というすずさんへの言葉があるんだと。
— ミツル (@mc6238) August 12, 2018
しかし、そんな周作の思い切った行動も、ツイッター上でも複数指摘されているように、戦争が生んだ狂気なのではないか。
そう理解すると、周作の行動も理解できるかもしれない。
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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部 イラスト/みかごろう)