ドラマ『ケンカツ』OP曲『Sunny』を歌う安田レイ 「この夏の思い出となる一曲に」

TBSドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』のOP曲を歌う歌手の安田レイを直撃。


 

■原作を読んで歌詞を書き下ろし

安田レイ

今回のオープニング曲『Sunny』は、ドラマのために書き下ろされたもの。安田自身が原作の漫画を読んで、主人公・義経えみるに重なる気持ちをつむいだ。

安田:原作を読んでいく中で、えみるちゃんに共感した部分をいろいろ載せています。不器用なところや誰かと比べてしまって凹んでしまうところ、でも誰かの力になりたいと一生懸命に毎日生活している姿など。


自分自身も、ステージに立っていると「度胸あるね」「ハートが強いね」って言ってくださる方もいます。でも、実際のところはとても小心者で、結構ビビリというかシャイな部分もあるんです。


それでもステージに立ってみなさんに歌を届けたいと思いますし、自分の全力を尽くしたいと思って歌っているので、そんな気持ちを重ね合わせて作詞しました。


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■悩みや弱さも作品の魅力に

「Sunny」というタイトルは、主人公のキャラクターにも重なる。

安田:生活保護というテーマなので、実際にシリアスなシーンもありますが、その中でえみるちゃんという「太陽のような存在」が、明るい希望になっている作品だな、と感じました。


そんなふうに私も誰かの太陽になれていたらいいな、と考えて、『Sunny』というタイトルに思いを込めています。


安田レイとして歌っているときは「違った自分」になれているとも思うのですが、プライベートな部分では悩みや凹むこともあります。でも、そういう弱さも歌詞として作品に落とし込むことができたかもしれません。

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■母が好きな宇多田ヒカルがきっかけ
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