『深イイ話』トランスジェンダー特集に視聴者困惑 「誤解招く内容」と批判も
トランスジェンダーの女性の告白に称賛の声があがる中、ちょっとしたポイントで思わぬ混乱を招くことに…
性的マイノリティ・LGBTをめぐる様々な問題について、世界規模で理解が広まりつつある。
13日放送の『深イイ×しゃべくり』(日本テレビ系)の合体スペシャルでも、トランスジェンダーの女性の活動について紹介された。しかし、番組の編集内容をめぐり、視聴者が混乱してしまう事態となっている。
■「トランスジェンダーの女神」を紹介
番組では、「才色兼備な女性は本当に幸せなのか?」という企画の中で、その美しいルックスから「女神」とも称されている、トランスジェンダーの女性に密着。
女性は、物心がついた頃から自分の体と心の不一致に気づき、自分が「男の子」であることに違和感を感じていったという。
しかし、当時は「トランスジェンダー」という言葉もなく、成長して男性らしい体つきになっていくと「誰がどうみても自分は男性で、女の子にはなれない」現実をつきつけられ、「死にたい」と思ってしまったこともあったのだそう。
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■「普通の女性として生活したい」という夢
しかし、女性は「女性として普通の生活を送る」という自身の夢を叶えるべく、「女性として生きる」ことを決意。一時、両親とは音信不通の状態となってしまったものの、女性の姿で面接を受けて見事一流広告代理店への就職することもできたという。
現在は、自身の経験を活かし、女性らしい発声法や仕草などについてレクチャーする「乙女塾」を経営。自分と同じような悩みを抱えるトランスジェンダーの人々に寄り添う、彼女の尊い活動についても紹介された。