軽井沢高原教会が幻想的な「ランタンの森」に ゴスペルなどロマンチックなイベントも開催
軽井沢・星野リゾートエリアで、ロウソクとランタンによるライトアップイベントが行なわれている。
軽井沢といえば、日本を代表する避暑地のひとつ。中山道の宿場町が明治時代に欧米の宣教師たちによって開拓され、夏の高級リゾート地へと発展した。オノ・ヨーコが別荘を持っていたため、ジョン・レノンがたびたび軽井沢を訪れていたエピソードも有名だ。
最近は、TBSドラマ『カルテット』の舞台になるなど、注目が高まっている軽井沢で、今、夏には珍しいイルミネーションイベントが開催されている。
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■ロウソクとランタンで森をライトアップ
人気ホテル『ブレストンコート』に隣接する軽井沢高原教会では、31日までサマーキャンドルナイトを実施。教会の中庭にある森にランタンを灯し、揺らめくロウソクの光の中、夕涼みをかねて散策することができるイベントだ。
イルミネーションというとLEDなど電飾を使うのが一般的だが、あえてランタンとロウソクを選んでいるのには理由がある。かつて軽井沢を訪れた宣教師たちは、ランタンの灯りで街を照らし、人々の幸せを願ったのだという。
大正時代から続く、教会の歴史を感じさせる。
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■17日までは特別イベントも
森のライトアップは31日まで行われているが、17日までは特別なイベントも開催中だ。
灯りをつけたランタンを手に、森の中を散策することができる。
参加した人たちは、ランタンを持って森の中を歩きながら、まるでクリスマスツリーのようないわば「光のツリー」に、自らのランタンを飾っていた。闇夜の中に、幻想的な光が広がる。