ほぼ映らない場所の子供からの手紙に驚愕! 『グッド・ドクター』細部までのこだわり

人気ドラマ『グッド・ドクター』の撮影スタジオに、しらべぇドラマ班が潜入

2018/08/16 06:30


 

■子供たちからの手紙も

橋口太郎(浜野謙太)や松田佳子(井上苑子)ら、看護士たちがいるスタッフステーションも、

初めて来た子供たちでも緊張しないように、かわいらしいイラストやぬいぐるみがいっぱい。

一方で、夏美や湊たちがいる医局のスタッフルームは、ポスターがなかったら雑然とした雰囲気のオフィスのよう。しかし、壁や柱にある掲示板をよく見ると…

事務的なポスターや連絡書類がひしめく中に、手術をして元気になった小川ももかちゃんや

ヨコタマイコちゃんからの「ありがとう」の手紙が貼られている!

もちろん、美術さんが用意した小道具のひとつだろうが、ドラマなどでよく見るケースは小児科医の机周りに、もう少しわかりやすく手紙やメッセージカードが飾られている。

しかし、このスペースは記者が見た限り目立たない場所で、仮に撮影中に映り込むことがあっても、画面の中で「子供からのお礼の手紙がある」と視聴者が認識できるとは思えなかった。

確かに実際の小児外科を訪れたら、こうした手紙が掲示物の間に貼ってあるだろう。映るかどうかもわからない、映ったとしても「子供の字で書かれた手紙」であるか視認できそうにない部分にこそこの手紙があったことに、制作陣のこだわりの一端を垣間見た思いがした。


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■湊の父・航の目的は…

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

そんな細部まで丁寧に作られている『グッド・ドクター』。前回、湊が「いつも鬼みたいに怒ります」と言うほどだった高山誠司(藤木直人)が、ようやく研修医のひとりとして認めてくれた。

第6話では、厳しく接しながらも、洞察力や膨大な知識を認めていた高山は、リスクを伴う手術の助手に瀬戸夏美(上野樹里)と共に湊を指名する。そんな中かつて湊を虐待し、行方をくらませていた父・航(遠山俊也)が現れ、夏美や院長の司賀明(柄本明)は懸念を抱く。

予告動画では「僕はもう、お医者さんにはなれません」という声と、悲しげに泣いている湊――その姿にすでに泣きそう気持ちになると共に、今夜の放送が待ちきれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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