人生経験を積んでいても… いい年の取り方ができていると思えない人たち

少しずつ自分を肯定する癖をつけていくのがいいのかも。

2018/08/17 05:00

老人

年齢を重ねることで、人々はたくさんの経験を積む。それによって成長するのだが、思い描いたとおりにはいかないのも人生である。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。

「自分はいい年のとり方をしていると思う」と答えた人は、全体で26.1%と少なめ。自分で思うのは、なかなか難しいのも事実だろう。



 

■思い浮かべていた姿と違う

50代までは男女共に、大きな変化はない。一方で、60代以上が半数近くと突出している。自分の人生を肯定できるのが60代を超えてからとなると、まだまだ先が長いと思う人も多いだろう。

「昔、思い浮かべた30代とはまったく違う。もっと仕事で任せてもらえる部分が増え、部下に信頼されていると思っていた。


実際はまだまだ会社ではひよっ子の扱いで、ちょっと後輩がいるだけ。中身もまだまだ幼いと思うし、この先、どうなることやら…」(30代・男性)


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■自画自賛している人は面倒

自分で「いい年のとり方をしている」なんて思っている人は、それほどでもないとの意見も。

「自分で『いい年のとり方をしている』なんて胸を張って言えるような人は、ただ謙虚さがないだけのような気がする。


『もっと成長したい』と思っているなら、そこまで自画自賛はしないと思う。いい年のとり方をしているかどうかは、自分でなくて周囲が決めるものだし…」(40代・男性)


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■自分を否定してばかりの人も面倒

自分が今、不幸だと思っている人はそうでない人よりも、いい年のとり方をしていると感じている人が少ない。

自分はいい年のとり方をしている傾向別グラフ

自己肯定感が低いと、自分の人生がいいものとは思えないのだろう。

「あまり自信満々すぎる人も嫌だけど、自分を否定しまくる人も一緒にいると面倒に感じる。『もう少し自分も認めてあげれば、もっと楽な気持ちで生きていけるのに』って思ってしまうから。


本当にいい年のとり方をしている人は、自分のいい部分も悪い部分もちゃんと受け止めている人なんじゃないかな」(30代・女性)


60代まで待てない人は、少しずつ自分を肯定する癖をつけていくのがいいのかも。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)

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