自分へのご褒美 「自分を甘やかす余裕ないと頑張りが効かない」の声
「単に物欲に弱いだけ」と言う人もいるけど…
がんばった後などに「自分へのご褒美」として、ちょっと贅沢なものを食べたり、ほしかったものを買ったり…。そんな「自分へのご褒美」の頻度は、どれくらいあるのだろうか?
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,353名を対象に「自分へのご褒美をどれくらいする」のか、意識調査を実施した。
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■女子はやっぱり
全体では「よくする」6.1%、「まあまあする」16.1%、「たまにする」30.3%で「自分にご褒美しがち」な人は半数強の52.5%。
一方、「あまりしない」27.4%と「ほとんどしない」20.1%で、「それほど」派は47.5%で、する派・しない派がほぼ半々。
男女別では
「よくする」「まあまあする」「たまにする」と回答した「自分にご褒美しがち」の割合は、男性が46.4%に対し、女性は58.6%と女性が14ポイント以上高め。
「自分へのご褒美」は女性が多い印象だが、イメージ通りのようだ。さらに「自分にご褒美しがち」の割合を性別・年代別データを見てみると、
20代女子が最も高く、ほぼ7割の69.2%で“やっぱり”な感じ。しかし、男性でも20代は半数を超えており、全体に若い世代のほうが「自分へのご褒美」をする頻度が高いもよう。
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■物欲に弱い人の言い訳?
実際に「よく自分へのご褒美をする」という人に、話を聞いた。
「高いものを買ったりするわけじゃないけど、『これは自分へのご褒美だな』って意識することは多いです。給料が安いから普段は節約しているけど、どうしてもほしいものを買う時なんかに、気持ちの踏ん切りをつけるために…。
友達からは、『単に物欲に弱いだけで、その言い訳じゃん』と笑われるんですけど、でもまぁ、言い訳なしには買う決心がつかないから、必要悪って感じですかね(笑)」(20代・男性)
「日々がんばって働いているので、自分にご褒美しますよ。『今日はいっぱい残業したから、帰りのコンビニでちょっといいアイス買おう』とか、『今月は忙しかったから、マッサージ行っちゃおう』とか、そういうことが多いですね。
たまに周りが『がんばってるね』と、褒めてくれることもありますけど、年齢と共にそういうことも減ってくるわけで。(苦笑)自分で自分のモチベーションをコントロールするのも、大人の嗜み。
自分で自分を甘やかす余裕がないと、がんばりが効かないですから、自分へのご褒美は大事です」(30代・女性)
物欲への言い訳にも、自分自身のモチベーションアップにも使える「自分へのご褒美」。たまには自分を甘やかすのも、いいことなのかも。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)