「私、はっきり言うタイプだから」 周囲に敵を作りやすいのは…
人を思いやる気持ちと自我を出す部分のバランスは、なかなか難しいようだ。
ストレートな発言でお茶の間を楽しませる、マツコ・デラックス。彼女の意見に共感する人もいれば、「偉そうだ」と批判的に思っている人も…。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「自分の性格について」の調査を実施。「敵を作りやすいほうだ」と答えた人は、全体で24.1%だった。どのようなことをして、敵を作ってしまうのだろうか。
■はっきりと言うタイプなので
性年代別では、30代から40代の男性が高い割合になっている。会社で、部下ができる立場の人も多い世代だ。
「私は思っていることをはっきりと言うタイプなので、会社でもきっと影で悪口を言われていると思う。私にとってみれば本人の前では本音を吐き出さないで、裏でごちゃごちゃ言っているほうが陰湿で嫌なんだけど…」（30代・男性）
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■「はっきりと言う」はずるい
「はっきりと言うタイプ」と自称して、人を批判するのはずるいとの意見も多い。
「『はっきりというタイプ』なんて自称して、相手の気持ちを考えずに自分の思っていることだけぶつけるのは、失礼な人でしかないと思う。大人なら相手の気持ちを考えてから、発言するものだから。
中には『はっきりと言う自分、かっこいい』とか思っている人もいるから、さらに面倒くさい」（30代・女性）
「相手のために」も、同様に思われている。
「『相手のためを思って言っている』という人がいるが、自分がスッキリしたいだけだと思う。本当に思っているならば、痛いことを言うにせよ言葉を選ぶ。
だいたいそんな人の話に限って、自分の意見を押し付けているだけだし。自分が悪い人になりたくないんだろうけど、その負担を他人になすりつけているからたちが悪い」（40代・男性）
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■敵を作りやすい人のほうがモテるのか
恋愛が苦手な人よりもひと夏の恋の経験がある人のほうが、敵を作りやすいようだ。嫌われる要素がある人のほうが、モテるのだろうか。
「人から嫌われたくないなら、なにもしないのが一番賢明な方法だと思う。ただその場合、嫌われもしないけど、好かれもしないだけ。
キングコングの西野とかめちゃくちゃ叩かれているけど、一方ではサロンの会員になるまで好きな人もいる。極端な例だけど、個性を出せば叩く人が出てくるのは仕方ない」（30代・男性）
人を思いやる気持ちと自我を出す部分のバランスは、なかなか難しいようだ。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代の男女1,357名（有効回答数）
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