少年野球の監督が小学生に鉄拳制裁 現場で撮影された「ひどすぎる体罰動画」が公開

これは体罰ではなく暴力、暴行といってもいいだろう。

 

■投稿したユーザーに聞いた

しらべぇ編集部では、この動画投稿者に連絡し、どのような状況だったのか話を聞いた。

・動画は他チームとの練習試合の最中に撮影されたもの。殴られた選手は一塁を守っていた。二死一二塁の状況で牽制球を受けてランナーにタッチしたがセーフとなった。


・牽制球の直後にホームランを打たれ3失点した。動画は、ホームランを打たれた後の回の合間の模様である。


・見ていた限り問題のあるプレーには見えず、牽制球の直後にホームランにより3失点したことへの怒りを八つ当たりしているようにしか思えなかった。


・このチームでは、監督から選手(小学生)に対する暴力は日常的に行われている。


とのこと。この動画を見て、「チームや選手を鍛え育てる上で必要不可欠な教育的な体罰である」と言えるだろうか。


 

■選手を殴る監督は存在する

野球人口の減少が言われて久しい。少子化の数倍のスピードでプレー人口が減っているという調査結果も報告されている。その原因のひとつには、こうしたいまだ野球界に蔓延している暴力の存在も影響しているかもしれない。

今回取材した投稿者は、「あのチームは強いが、体罰ありのチーム」といった情報が、保護者の間で交わされていると語る。昔のようにほぼ全ての監督が選手を殴る状況ではなくなっても、意識が切り替わらない指導者は確実にのさばっているのだ。


■3割は体罰を経験

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,619名を対象に体罰についての調査を実施したところ、体罰経験者は全体の27.7%となった。

ところが、「メジャーリーグ好き」「体育会系」と答えた人に絞ってみると、その経験率は4〜5割に跳ね上がる。

スポーツの世界から、中でも時代に取り残されかねない野球界から、体罰が永久に追放されることを祈りたい。

・合わせて読みたい→少年野球のひどすぎる体罰・暴行 19件にわたる「体罰リスト」で日常的な暴力が明らかに

(取材・文/しらべぇ編集部・たむらけい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1619名 (有効回答数)

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