若者の「包丁研ぎ離れ」が深刻に? 「よく切れる包丁が怖い」との声も
人気ユーチューバー「圧倒的不審者の極み!」は、ひたすら包丁を研いているが…
人気ユーチューバー『圧倒的不審者の極み!』は、100円で買った包丁をひたすら研ぎ続けて鋭い切れ味にした。この動画は海外でも話題になり、視聴回数は1,000万回を超えている。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「包丁について」の調査を実施。
「包丁を研いたことがない」と答えた人は全体で、36.2%だった。年代などで大きく変化するのか、気になるところだ。
■父の砥石を
性年代別では、男女共に年代が若くなるほどに未経験者が多い。
親から引き継いだ、砥石を利用している人も。
「親が料理人をしていたので、家には砥石がたくさんある。切れ味が悪くなってきたと思ったら、父の砥石で研ぐのがもはや我が家の習慣に。
どれを使えばいいのかもよくわからないけど、適当にやってもそれなりに切れ味が戻るので」(40代・女性)
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■研ぎ師に任せる
包丁を研ぐのは、男性の役割としている家庭もある。
「うちの家庭では、刃物を研ぐのは男性の役割となっていた。実家にいる頃は父や兄がずっとやっていたので、結婚してからもそういうものだと思っていて…。
夫に『包丁を研いで欲しい』と初めて言ったときには、『やったことない』と返されてびっくりした。今は、夫もかなり慣れてきたけど」(30代・女性)
プロに任せるのも、選択の一つだ。
「そこそこいい包丁をずっと昔にもらい、それをずっと愛用している。
いいものだから自分で研ぐのが怖いので、研ぎ師の人にお願いするようになった。戻ってきたときには、信じられないくらいに切れるようになるのが感動もの」(40代・女性)
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■よく切れる包丁が怖い
包丁を研ぐのは、突き詰めればかなり技術がいる。「研ぎ師」という専門職があるのが、その証拠だ。
「ちゃんと研ぐのは技術がいるし、体力も使う。今は便利な包丁研ぎ器がたくさん販売されているので、それを活用したほうがいい」(30代・男性)
またよく切れる包丁は、怖いとの意見も。
「あまり切れ味がいい包丁は、怖いから好きではない。少し切りにくいくらいがいいので、しっかりと研ぐことは絶対しない。
どうしよもないくらい切れなくなってきたら、シャープナーを軽く使うくらい」(30代・女性)
シャープナーは包丁の種類や素材との相性があるので、よく調べてから購入したほうがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)