寝てりゃ治る! 風邪くらいでは病院に行かない派の理由とは
微熱に咳…病院に行くべきか。
病気は、早期発見が大切だと言われている。一方では「風邪くらいで病院に行くなんて」との考えもあり、どうすればいいか悩む人も多いだろう。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「病気について」の調査を実施。
「風邪くらいでは病院に行かないほうだ」と答えた人は、全体で63.0%と高い割合になった。風邪くらいなら、自分で治すと考えている人が多いのだ。
■自宅でゆっくり静養する
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
病院に行くよりも、ゆっくりと療養して治したいと思っている人が多い。
「よほど高熱がある場合なら別だけど、軽い症状ならゆっくり休んで治したい。やたら薬を飲むのは、やっぱり抵抗感があるから」(30代・女性)
ウイルス性の風邪には効かない抗生物質を処方する病院が多く、問題になっている。そんなニュースもあるためか、薬には敏感になっている人も増えているのだろう。
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■急ぎの仕事があるので…
ゆっくり休養ができない人は、とりあえず薬で症状を緩和させて乗り切るという。
「風邪の特効薬はなく、症状を一時的にしのぐしかできないのはわかっている。ただ急ぎの仕事があるときには、とにかく症状を取り払って乗り切るしかない。いかにも社畜らしい行動だと思うけど…」(30代・男性)
「悪い病気では?」との不安を拭うために、病院に行く人も。
「心配性なので、ただの風邪でも悪く考えてしまう。『もし、助からない病気だったらどうしよう』と思うので、とりあえず病院に行く。
ここで『悪い病気だといけないから、病院には行かない』って逃避する人もいるみたいだけど、それよりは早期発見できるのでいいかなと思っている」(40代・男性)
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■風邪が長引く場合には受診を
風邪が長引く場合には、他の病気の可能性もある。
「他の症状は治っても、咳だけずっと続く状態に。病院に行って咳止めの薬をもらっても、まったく治る気配がない。咳が1カ月続き、3件目の病院でようやく『咳喘息』だと診断された。
ステロイドを吸入してようやく咳が止まったので、その医師には感謝している。それから適当に近くの医者に行くのではなく、症状に合った専門性の強い医者を探すようになった」(30代・女性)
「これくらい大丈夫」と思っても、症状が続くようなら病院で診察を受けたほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)