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「クイズの甲子園」初の栄冠は名門・栄東高校に 東大王・水上颯も手に汗握る名勝負

日本クイズ協会が主催する高校生クイズ大会『ニュース・博識甲子園』の全国大会が開催された。

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ニュース・博識甲子園

25日、日本クイズ協会が主催する高校生向けクイズ全国大会『ニュース・博識甲子園』の全国大会が東京・渋谷で開催された(協賛:スマートニュース・Z会/後援:奈良新聞)。

予選には、全国103チーム・316名が参加。そのうち上位の8校(栄東・開成・旭丘・松本深志・川越・仙台第二・福岡・慶應義塾)が、本選に進んだ。

 

■手に汗握る熱戦に

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大会序盤、先鋒・中堅・大将の順で競われた早押しクイズで、準決勝に進んだのは、それぞれ通過順に旭丘・開成・栄東・松本深志の4校。準決勝は、スピードではなく幅広い知識が問われるボードクイズとなった。

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ここでは、まず栄東高校が決勝進出を決め、2位の開成高校に対して松本深志高校が1点差まで迫ったが一歩及ばず。決勝戦は予選でも1位・2位だった栄東と開成の戦いに。

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決勝の早押しクイズは、一進一退の好ゲームが続き、「最後の1問に正解したチームが優勝」という状況を制した栄東高校が、初代王者に輝いた。

 

■クイズ部の仲間たちの思いを乗せて

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優勝校の栄東は、1年生から3年生の混成チーム。3年生の森田選手は、高校生としてはこれが最後の大会で、以降は受験勉強に集中することになる。1年生の佐藤選手は、

「今回が第1回ということもあり、本当に嬉しいです! 高3の先輩が入ってくれたのは、かなり大きいものでした。僕らの部活は中高合わせて60人の部員がいて、予選にも複数のチームが参加しています。その思いを持って3人がこの場に立っているということは意識していました」

 

と喜びを語った。開成の上野選手とラスト1問を争った栄東リーダーの安達選手は、「こんな展開になると思っていなくて、心臓がバックバクでした」と興奮を冷めやらぬ様子。

 

■東大王・水上颯も観戦

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『東大王』(TBS系)などのクイズ番組で活躍し、開成高校OBでもある水上颯さんも、試合の模様を観戦。優勝した栄東チームにトロフィーの授与を行なった。

選手の中には、「水上さんを見てクイズを始めた」と語る高校生も目立ち、休憩時間にはサインを求めて列をなす姿も。

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快く対応していた水上さんは、

「高校生たちが真剣に問題に向き合う様子が印象的だった。1回戦から決勝まで、どの試合も名勝負の連続。僕たちを見てクイズを始める人が増えてくれるのは嬉しいですし、理想的には僕たちを超える強さになってほしい。そうなった時に負けないように戦いたい」

 

と、後輩世代への期待をにじませた。

 

■将来的には小中学生の大会も

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大会を主催した日本クイズ協会の齊藤喜徳代表理事は、

「予選のペーパー問題でこそ差がついたが、本選は実力が拮抗してどれも紙一重の戦い。とくに決勝戦は、競技かるたの『運命戦』のようでした」

 

と、白熱の戦いを振り返る。また、次年度以降の大会はもちろんのこと、「小学生や中学生向けの大会も検討したい」という。熱戦の様子は、9月8日より動画サイトParaviにて配信される。

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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