「もっと勉強ができたなら」と高2男子が踏切内で自殺か 「夏休み明けの憂鬱」に警鐘も

栃木県内の線路で高2男子が電車にひかれ死亡。書き込まれたと思われるツイッターの内容に、ネットは惜しむ声。

2018/08/28 20:30



■「勉強なんてできなくても」

また、「勉強より命」「楽しいことは他にもあるのに」などと若き青年の死を惜しむ声も多くあがっている。

・勉強なんてできなくても、幸せに行きてく方法はいくらでもあるよって教えたかった。もう遅いけど…


・親や先生は兆候に気づかなかったのかな。勉強より命が大切って、誰か教えてあげられる人はいなかったのかな


・楽しいことは他にもあるのに。勉強だけが人生じゃない。それにしても、そんなに追い込まれてたってことは周囲のプレッシャーもかなり大きいものだったのかな


関連記事:健康を最優先に夏休み延長検討? 「それよりもエアコン設置」の声が殺到

■若い世代は「自殺検討率」が高い

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,332名に「自殺」について調査したところ、20〜30代の3人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答した。若い人ほど、自分を追い込んでしまうのだろうか…。

夏休みは、生徒たちにとってたくさんの思い出を作る至福の時間であると同時に、学校に行きたくない人にとっては、危険な時期であることを十分に認識する必要があるようだ。

始業前のこの時期には、周囲の大人たちが普段よりも目を光らせて子供を見てあげる必要があるだろう。亡くなられた方のご冥福を祈りたい。

・合わせて読みたい→林修先生が日本の教育に警鐘 「感動の再生産」は押し付けになる可能性も?

(文/しらべぇ編集部・東水 壮太

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)
夏休みツイッター高校生自殺栃木県踏切
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