検体の取り違えで乳房を切除された40代女性 「女性の尊厳」踏みにじるミスに憤怒の声
山形県立中央病院で、検体の取り違えにより、良性腫瘍だったにも関わらず40代の女性が乳房を一部切除される事件が発生。
良性腫瘍だったにも関わらず、検体の取り違えで乳がんと誤診され乳房を切除されたとして、同県在住の40代の女性が県に対して約1500万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
女性の尊厳を踏みにじる許されない医療ミスに、ネットでは怒りの声が殺到している。
■まさかの検体取り違えで
事件が起こったのは山形市にある、山形県立中央病院。
訴状によると女性は一昨年の6月、右の乳房にしこりを感じて同病院を受診。乳がんと診断され、8月に乳房の一部を切除する手術を受けたのだが、後に別の80代女性の検体と取り違えていたことが判明。実際は良性の腫瘍だった。
これを受け、女性は右肩の痛みが残ったほか、乳房の機能や胸の美しさを失い、精神的苦痛を受けたと主張。慰謝料で折り合わず、提訴に至った。
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■怒りの声が相次ぐ
この報道に対し、ネット上では怒りの声が相次ぐことに。
・なぜ取り違えたか。やはりこれはだめ
・これはひどい
・こんなミスされて辛い思いするなんて。女性にとって乳房が無くなるなんて、この上ない苦痛です
・金で解決できる問題ではないよ
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■「金額が安すぎる」との声も
他には、「慰謝料が低すぎる」「1500万円しかもらえないのか」など、慰謝料に言及する人も
・髪は女の命というが、乳房も同様だろう。1億円請求でも良いと思う
・裁判せず潔く支払え1500万円もらっても元に戻らない。安すぎる
被害にあった女性が、少しでも納得できるような結果に落ち着くことを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)