立川志らく、落語界を痛烈批判 「ビートたけしの落語の方がはるかに面白い」

『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に、落語家の立川志らくが出演した。

2018/08/30 11:15


 

■「タレント落語」に協力的な理由とは

近年では、タレントなどが落語に挑戦するイベントに「見届け人」として参加している志らく。この日の密着ロケでは、東京・本多劇場で行われた『志らくに挑戦! はじめての落語』と銘打つイベントに潜入した。

大の鉄道好きとしても知られるミュージシャンの土屋玲央(RAG FAIR)が落語を披露し終えると、ステージに現れた志らくは「『子ほめ』(古典落語の演目)であれだけウケたのは、ここ30年くらい見たことがない」と土屋の落語をべた褒め。

落語の専門家として、修行もしていない素人が落語に手を出すことは不快ではないのか。番組スタッフの疑問に「全くないですね」と断言する志らく。「才能もない落語家が師匠ヅラしている方がよっぽど落語界にとって害悪」であるとバッサリだ。


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■たけしの落語には誰も勝てない

立川志らく
(画像提供:『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(C)フジテレビ)

「なんらかの才能がある人がやれば、テクニックはなくても面白い落語ができる」と持論を語り、ビートたけしが近年挑戦している落語にも、好意的な見解を示した。

「ものを分かっていない落語家は、たけしさんの落語を『上下(かみしも)が違っている』『仕草がおかしい』と非難する。だけど、たけしさんのあの人生をバックボーンに話されたら、並の落語家は誰も勝てませんよ」と最大級の賛辞を贈る。

「確かにテクニック的にはめちゃくちゃなんだけども、話の筋を知っている人情噺ですら泣けた。たけしさんが人情を語ったら、なまじの落語家では勝てない。勝てないからテクニックのところを責めるんですよ」と、たけしを酷評する落語家たちを痛烈に批判してみせた。

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