「とりあえず1枚買ってよ」 知り合いからの誘いに「めんどくさい」の声
どこまで付き合うかは、線引きをしたほうがよさそうだ。
付き合いのある人から、「自分が演奏するコンサートに来てほしい」と誘われたことはないだろうか。相手との関係によっては、断りにくいものである。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「人付き合いについて」の調査を実施。「知り合いのコンサートに付き合いで行ったことがある」と答えた人は、全体で27.0%と一定数いることが判明した。
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■若い頃はコンサートの誘い自体がない
性年代別では、男女共に20代だけ2割を切っている。
コンサートに誘われること自体がないために、あまりピンとこないようだ。
「コンサートするような知り合いがいないので、どのような状況なのか想像できない。『ドラえもん』でよくやっている、『ジャイアンリサイタル』みたいな感じなのかな?」(20代・男性)
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■チケットノルマを達成するために
楽器をやっている人は、演奏会に出るから…と誘いがちだ。
「ピアノをしている知り合いがいて、たまに演奏会があるからと誘われる。演奏自体はあまり興味がないのが本音だけど、知っている人が舞台に立つ姿を見るのはおもしろい」(30代・女性)
またバンドをやっている人たちは、チケットノルマを達成するために必死。
「バンドやっている後輩がいて、しょっちゅうライブのチケットを買わされる。チケットノルマがあるのはわかるけど、会場は知り合いばかり。本音はめんどくさいし行きたくない。
本人たちは『プロを目指したい』って思っているみたいだけど、知らない人にも聴いてもらわないと始まらないと思う」(30代・男性)
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■コンサートの誘いは会社の飲み会
会社員よりも商工サービス自営をしている人たちのほうが、知り合いのコンサートに行ったことのある人が多い。
店舗経営をしている男性は、常連客から誘われることがあるという。
「常連のお客さんから誘われると、なかなか断れない。これでさらに店に足を運んでもらえるなら、安いものだと思うし」(40代・男性)
コンサートの誘いは、会社の飲み会のようなものだとの意見も。
「コンサートのお誘いに乗るのも、今後の人間関係を円滑にするためのもの。会社の飲み会にも出たくないって考えるような若い人たちには、たぶん面倒なことでしかないと思う」(40代・女性)
すべての誘いに乗っていると、お金が持たないという人もいるだろう。どこまで付き合うかは、線引きをしたほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)