教育委員が難病児に「養護学校が合っている」と差別発言 「差別と騒ぐな」と疑問も

市教委の男性委員が、難病の4年生の女子児童の母親に「養護学校のほうが合っているんじゃないの」と差別的な発言をし、7月に辞職していたことがわかった。

社会

2018/09/01 06:00

教室
(maroke/iStock/Getty Images Plus)

兵庫県宝塚市教育委員会は31日、市教育委員の男性(72)が今年6月に市立小学校を訪れた際、難病の4年生の女子児童の母親に「養護学校のほうが合っているんじゃないの」と差別的な発言をし、7月に辞職していたことを発表した。



 

■「養護学校のほうが合っているんじゃないの」

報道によれば、女児は全身の筋力が低下する脊髄性筋萎縮症のため、人工呼吸器を装着して通学。特別支援学級に所属し、看護師のケアを受けている。男性委員が6月に同小を訪れた際、女児の母親の前で「環境の整っている養護学校のほうが合っているんじゃないの」と発言したという。

母親は、女児本人が市立小を希望していることを告げたが、男性委員は「本人はそうかもしれないけど、周りも大変だ」と話したようだ。

この発言を受け、女児の父親が市教委に抗議して問題が発覚。男性は発言を認めており、「家族の心情を傷つけた。申し訳ない」と話し、父親に謝罪した。その後、「批判を浴びたまま委員を続けられない」と7月25日に辞職願を提出し、翌日26日に受理された。


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■「差別とは思わない」「本人のために」

市立小に通いたいという女児の希望や、女児に対するケアの問題から、どちらの学校が適しているかは難しい問題だ。

差別発言として認められた男性委員の発言だが、報道を受けて『Yahoo!ニュース』や女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では、「差別とは思わない」「養護学校のほうがいいのでは…」との声が相次いだ。

・はぁーーー?? 差別じゃないし、事実養護学校じゃないとそんなケアできないでしょ なんでもかんでも差別差別騒ぐな!


・養護学校のほうが合ってるよ 周りがどうかとかじゃなく本人のために


・この親は周りが見えなさ過ぎでしょ。うちの子も障害児だけどこんな風には思えない。他の子に迷惑かけてしまうとか考えないのかな


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■提訴したケースも

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