被災の安否確認は「LINEステータスメッセージ」など活用を バッテリー消費抑えて

台風21号に続き、北海道で震度6強の地震が発生。停電している被災地では、スマホのバッテリー消費を抑える工夫を

2018/09/06 12:00

6日午前3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源とする直下型地震が発生。安平町では最大震度6強の揺れを観測し、地震の規模を示すマグニチュードは6.7と報じられている。

各地で大規模な停電が発生しており、スマートフォンのバッテリー消費を抑える工夫が呼びかけられている。



 

■安否確認には「ステータスメッセージ」も

LINE
(画像はLINE公式ブログのスクリーンショット)

防災アドバイザーの岡部梨恵子氏は、相次ぐ自然災害で大規模な停電が発生している状況を受け、「スマホのバッテリーの消費を抑える工夫」を呼びかけている。

安否確認には、LINEの「ステータスメッセージ」の活用が非常に便利とのこと。「ステータスメッセージ」とは、LINEの「友だち」リストに表示されているひと言メッセージのことで…

設定→プロフィール→ステータスメッセージ


といった手順で、最大500文字のメッセージを登録することができる。

ステータスメッセージに自分や家族の安否情報を登録しておくことで、メッセージの送受信をせずに、「友だち」になっているユーザーが、ひと目で安否を確認することができるようになるのだ。


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■スマホ1台、複数人で閲覧する工夫も

また、岡部氏はスマホのバッテリー消費を抑える工夫として、以下のようなアドバイスもSNS等で発信し、呼びかけている。

岡部氏:みんなで集まって! 個々でスマホで情報を入れないで、近所や仲間で集まってみんなで交代に一台から情報を入れていってください。やはり災害時情報が命ですから」


電力の復旧の見通しが立っていない地域もあり、バッテリー消費を極力抑える工夫が求められる。


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■「送る側」も工夫と配慮を

被災地の人々が工夫するだけでなく、メッセージや情報を「送る側」にも工夫や配慮が求められる。

ステータスメッセージ以外にも、「個別メッセージ」ではなく「グループ」を活用して複数人で情報を共有できるようにするなど、被災地での貴重なバッテリーを消費させない工夫を心がけたい。

(取材・文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ 取材協力/防災アドバイザー・岡部梨恵子

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