災害時の娯楽は不謹慎なのか? 「自粛ムードになるほうが良くない」の声相次ぐ
台風、地震と大きな災害が続いている。
2018/09/06 13:00
■身近にできることを提案する声
投稿者の相談を受け、掲示板には「不謹慎ではない」「暗くなっても仕方がない」といった声があがった。また、「ボランティアや募金をすればいい」と娯楽を自粛するのではなく、直接的に被災地に貢献できることを提示するコメントも見られる。
「そんなことないでしょ。どうしても罪悪感を拭えないなら募金やボランティアをしたらいい」
「娯楽を控えて暗くなるより、娯楽は楽しみつつ募金でもしたほうが役に立つよー」
「被災者の人たちに私たちの娯楽はなんの影響もないと思う。何もしてあげられないなら募金すればいい」
「被災者が大変な思いをしているのに自分たちだけ笑ってたら、申し訳ないって気持ちも間違っちゃいないんだろうけどなぁ。それも行きすぎるとただのエゴになってしまうよね」
「そうやって自粛しちゃってたら観光業の人が動けなくなるし、私たちはいつもと変わらない生活をして社会や経済を回していかないと」
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■「不謹慎」と指摘する人を不快に思う?
しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の男女1,358名を対象に「震災などの際の『不謹慎』の声」についての調査を実施。その結果、全体のおよそ4割の人が「他人に不謹慎を指摘する人が不快」と回答していた。
「災害時の娯楽は不謹慎なのか」という今回の投稿。ただ暗い気持ちになるのではなく、募金やボランティアなど、身近にできることをするのがいいと考える人が多いようだった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)