20代男性に「座りション」流行で定着のきざしも 若い世代はトイレにも女性にも優しい
男性のトイレといえば「立ちション」をイメージするが、汚れなどへの批判も多い。
男女が生活を共にすると、しばしば話題に上がる「家庭でのトイレ問題」。
立ちション派の男性は、「サッと用を足してサッと出たい!」「トイレは立ちションでしょ!」といった声がある。
一方で、つねに便座に座ることになる女性からは、「汚れが飛び散って掃除が大変だからやめて!」「便座を下げ忘れている便器に座って悲しい思いをしたことがある」というような悲鳴も。
できることなら夫には「座りション派」になってもらいたいと願っている女性も少なくないだろう。
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■若い世代に浸透しつつある座りション
しらべぇ編集部は、20代~60代の男性300名を対象に、「小便のやり方」についての調査を実施した。
結果、約3割の人が「座りション派」であることが判明。会社や公共施設には小便専用トイレが多いこともあってか、まだまだ立ちション派が多数派だ。ところが、座りション派の男性を年代別に調査すると…
50代18.3%、60代20.0%の座りション派に比べて、20代35.4%、30代41.5%とダブルスコア。世の女性による努力の賜物か? 若い世代には「座りション」が少しずつ定着してきているきざしも見える。
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■立ちションは掃除が大変…
『ためしてガッテン』(NHK総合)の調査では、男性が洋式トイレで立ちションをすると「便器の中の狙い位置」によっては、最大で約7550 滴が飛び散るという結果が出ている。
1滴あたり約0.05mlといわれており、7550滴は377ml。的を少しでも間違えると、350ml缶相当のしぶきが四方へ飛び散るということを想像すると、トイレ掃除が大変という女性の意見が多いのも頷ける。
一方で、座りションは「残尿率が高まる」「排尿障害や前立腺肥大につながる」など健康リスクもあるといわれ、掃除が大変という理由だけで禁止するのも難しいところだ。
「立ちション」したい男性と「座りション」してほしい女性。立ちション後は、率先してトイレ掃除を行うなど、アフターケアをすることが家庭円満の秘訣なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男性ユーザー300名