わざわざ言わなくても! 3人に1人が「最近テレビ観てない」と口にしている結果に
スマホの普及で、テレビ離れが加速する…
生活に溶け込み、お茶の間を賑わせてきた、テレビ。 何気ない会話や雑談の中で、いま旬のテレビドラマや活躍している芸能人についての話題が持ち上がることも多い。
そんな時、誰かの「最近テレビ観てないんだよね~」といった一言で、話の腰を折られ、場が凍りついた…という経験がある人も少なくないだろう。
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■3人に1人が発言
しらべぇ編集部が、全国の20〜60代男女1,500名に調査したところ、「最近テレビ観てない」と言ったことがある人の割合は、全体の35.3%。
観ていないだけでなく、それを公言する人が4割に迫るというのは、少なくない割合だ。
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■20〜30代にテレビ離れの兆候か?
「テレビ観てない公言派」を、年代別に見ていくと…
20、30代では、約5割。ユーチューバーなどネット動画やSNSの普及を考慮すると、当然の傾向かもしれない。
一方で、最も「言わない」のは60代で17.3%。 団塊世代は第一次「テレビっ子」とも言われており、テレビから情報収集する傾向も強い。日常的にテレビを観る習慣があることが伺える。
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■「最近テレビ観た?」に変わる言葉は…
一方で、テレビ局側は番組の公式ツイッターやインスタアカウントを作成し、情報拡散やフォロワー数を増やすことで新たな視聴者の獲得を目指している。
加えて、『TVer(ティーバー)』をはじめ「見逃し配信」サービスを導入することで、時間に縛られずにテレビを楽しめる環境を提供するなど、「いかにネットユーザーを巻き込んでいけるか」と、模索しているようだ。
近年では、スマホから最新の情報をいち早く入手できることから、忙しい中、あえてテレビや新聞を「観る必要がない」という声も耳にする。
会話の中で、「昨日のYouTube観た?」のように、「最近テレビ観た?」に変わる言葉が交わされるようになるのは、遠くない未来なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名