職場で自分だけ暇だと申し訳ない? 若い男女間で大きな意識差が判明
周囲は忙しそうにバタバタしている。声をかけて手伝うか、放置するか。
仕事はチームワークが大切と言われるが、仕事の割り振りによって忙しい人と暇な人が出てくる場合もある。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代会社員・公務員の男女608名に「職場での忙しさ」についての調査を実施した。
「職場で自分だけ暇だと、申し訳なく思うほうだ」と答えた人は、全体で42.9%。残りの約6割は、あまり気にしていないことになる。
■やることはないか聞く女性
性年代別では、20代から30代の女性が圧倒的に高い割合になっている。
女性には、人との繋がりを重視する人も多い。そのため誰かが多忙にしているのを、見て見ぬふりはできないのだろう。
「忙しそうにしている人を見ると放置できないので、『なにか手伝うことはないですか?』と聞くことが多い。
ただそこで遠慮して断られることが多く、そんなときには申し訳ない気持ちがさらに強くなってしまう」(30代・女性)
関連記事:高校生になっても親からブラジャーを与えられなかった女性 衝撃の内容に共感や悲鳴
■手伝ってもその人のためにならない
男性では、割り切った考え方をする人も多い。
「それぞれにやることが違うから、忙しそうだからといって手が出せるものではない。『簡単なことだけでも』とお節介しても、それを教えるのに余計な時間を取られるだけだろうし」(20代・男性)
無意味に手伝うのは、本人のためにならないとの意見も。
「手伝うことで、将来的にその人の役に立つのかと考える。どうしても急ぎのものが終わらないとからなら、手を貸したほうがいい。
でも新しい仕事で慣れてないから忙しいとかなら、手伝うといつまでも成長しないまま。それは長い目でみれば、邪魔しているだけだと思う」(30代・男性)
関連記事:和田アキ子が番組で被災地へお見舞いコメント その内容に「最低」「なめんな」と批判殺到
■干されているかもと不安になる
「追い出し部屋」などが話題になったために、自分だけ暇だと心配になる人もいる。
「罪悪感よりも、自分の立場が心配になってしまう。『もしかして干されてるんじゃないかな?』って思い、仕事を失う恐怖が頭に広がる。
みんなが暇なときは『この会社、そろそろヤバイかも?』って思うし。極端な心配性なだけだろうけど…」(20代・女性)
受け持つ仕事により、繁忙期は違うもの。トータルでそれぞれがバランスが取れているなら、いいのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代会社員・公務員の男女608名(有効回答数)