「愛の告白」とは限らない！？ 校舎裏への呼び出しエピソード
嬉しいことから怖いことまで、校舎裏はなにかと使い勝手がいい場所のようだ。
青春時代を描いた物語でよく使われる場所といえば、やはり校舎の裏ではないだろうか。ずっと思っていた人に気持ちを伝えるのに、校舎裏へ呼び出すのだ。
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,357名を対象に、「学生時代の思い出について」の調査を実施。「校舎の裏に呼び出されたことがある」と答えた人は、全体で12.4%と少ない割合であった。漫画やドラマではよく描かれるが、現実にはあまりないのかもしれない。
■定番の告白
性年代別では、すべての年代で女性よりも男性の割合が多くなっている。
女性から校舎裏に呼び出されての告白は、よくあるパターンだ。
「中学時代に同級生の女の子から手紙を渡されて、そこには『放課後、校舎の裏に来て欲しい』と書いてあった。
だいたい展開は想像していたけど、やっぱり告白されて。特に恋愛感情はなかったけどなんとなくOKし、しばらくしてなんとなく別れた。今考えると、誠意がなさすぎたな…」（30代・男性）
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■部活の先輩から呼び出し
男性の中で一番多いのは50代。この世代はヤンキーの全盛期で、告白のようなかわいいものではない呼び出しが多い。
「部活の先輩に呼び出されて、『1年のくせに生意気なんだよ』と意味不明な理由で脅しをかけられた。
後で聞いたら同学年の部活仲間はみんなやられていて、自分の権威を保つためにやったみたい。今考えるとバカバカしいけど、当時は怖かった。今では2歳差なんて誤差なのに、当時の上下関係って、不思議でしかない」（50代・男性）
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■ヤンキーに呼び出されたまじめ女子
女性でも校舎裏に呼び出されて、因縁をつけられた経験のある人が。
「校内で有名なヤンキー女子に、校舎の裏に呼び出されてびっくりした。私はクラスでも目立たない存在だから、接点さえまったくないのに…。
無視しても怖いので、友達を同伴して校舎裏まで行った。話を聞くとそのヤンキーの1年年上の彼氏が、私のことが気になるって言ったらしくて。
私はそんなヤンキーの先輩と話したこともないし、むしろ対局の存在だからはっきり言って好きじゃない。勝手に巻き込まれて混乱したけど、こっちがまったく興味がないことを説明したら納得してくれて安心した」（40代・女性）
嬉しいことから怖いことまで、校舎裏はなにかと使い勝手がいい場所のようだ。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代の男女1,357名（有効回答数）
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