安倍総理が「予定通り」発言の消費税アップ 仕方がないとは思いつつも本音は…
2019年10月に予定される消費税率の引き上げ。それは「仕方がない」のか。
先日、安倍総理大臣は2019年に予定されている消費税率の10%引き上げについて「予定通り行ないたい」と発言。「再延期」を望む層から、失望の声が上がっている。
生活苦に喘ぐ人々にとってはかなりの痛手になるだけに、凍結を願う人は多いだろう。しかし、一方では「仕方がない」との声もある。
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■消費税率の引き上げは仕方ないと思う?
しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,344名に「消費税率の引き上げは仕方がないと思う」か調査を実施。
結果、「そう思う」と答えた人は15.2%。「理解はできる」が34.9%で、引き上げに理解を示している人の割合は50.1%に。
一方「違和感がある」が23.3%、「おかしいと思う」が26.6%で、否定的な人は49.9%。かなり拮抗しているが、わずかに肯定派が上回った。
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■世代別で意識に差
消費税率の値上げを世代別に見ると、ある傾向が出た。
20代から40代は肯定派が半数を下回るが、50代以上は上回っているのだ。自分の支払う額が増えたとしても、「福祉を充実してほしい」という意識が高いのかも。
一方、バブル崩壊後の苦労した世代は割合が低い。非正規雇用など生活がギリギリな人にとって、税率アップは死活問題。反対したくなるのは当然だ。
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■反対派の意見は?
「消費税率引き上げに反対」というBさんに意見を聞いてみた。
「給料は上がらないし、訳のわからない税金が天引きされて、手取りは減るばかり。それで消費税アップなんて、貧乏人は死ねと言っているようなもの。
そもそも、なぜ庶民ばかりが苦しまなければならないのか。国会議員の給料を下げて、その分を福祉に回せばいいでしょう。『次世代にツケを残さない』というが、そもそもこのままじゃ未来がない」
「仕方がない」という声もあるが、「納得できない」人も存在する消費税率の引き上げ。延期か、実行か、注目したい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)