老人ホームで無資格の職員が医療行為 責任者の逮捕に「見せしめ」と複雑な声

「根本的な問題に目を向けなくては」責任者の逮捕に、医療従事者から切実な書き込みも

介護
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

有料老人ホームで、資格を持たない職員に医療行為を指示したとして、施設長であり医師の男性が逮捕される事案が報じられた。

「人手不足」が深刻化している介護の現場での逮捕事例に、インターネット上では複雑な声が相次いでいる。

 

■無資格の職員にたん吸入などを指示

新潟市内の住宅型有料老人ホームの施設長で医師の男性が、医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕されたことを、「読売新聞」が報じた。

報道によると、逮捕された男性は2016年9月~10月、医師や看護師の免許がなく、必要な研修も受けていない20代の女性介護職員に、女性入所者のたん吸入やチューブでの栄養剤の注入といった医療行為をさせた疑いがもたれている。

 

■市の調査で違法行為が発覚

また、2017年10月には、別の30代女性介護職員に、男性入所者の点滴の針を抜かせた疑いがもたれている。逮捕された男性は「指示してやらせた記憶はあります」と供述しているとのこと。

同施設では、2016年12月に行われた市の調査によって違反が確認され、その後も違法行為が続いていたとみられている。施設は2014年に開業し、今月13日現在12人が入所しているという。

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■「見せしめでは?」逮捕に複雑な声

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