一生のうちに一度はお世話になるかも 救急車に乗ったことがあるのはどんな人?
できるなら、お世話になりたくないけれど…
事故や病気で至急治療が必要なときには、救急車を呼ぶのが確実である。あまりお世話にはなりたくないものだが、どれほどの人が救急車に乗った経験をしているのだろうか。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「緊急事態について」の調査を実施。
「救急車に乗ったことがある」と答えた人は、全体で45.0%と半数近くと高い結果になった。自分が当事者なこともあれば、付き添いの場合もあるだろう。
■年を重ねるほどに救急車のお世話に
性年代別では、男女共にやはり年代が上がるほどに割合が増している。
長い人生の中で、なんらかの理由で救急車にお世話になる可能性は誰にでもあるのだ。
「会社でいきなり倒れてしまい、周囲が慌てて救急車を呼んでくれた。理由は貧血で大事にはならなくてよかったけど、大騒ぎになったのは少し恥ずかしかった」(30代・女性)
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■救急車を呼ぶのが恥ずかしい母
近所の人たちに知られるのが嫌なので、救急車を呼びたくないと考える人も多い。
「母がめまいと嘔吐で苦しんでいて、心配なので『救急車呼ぶよ?』って言っても『それはちょっと…』と嫌がるだけ。大変な状況なのに、サイレンを鳴らしながら家の前で停まるのが嫌だって。
いくつか救急病院に電話して今すぐ診てもらえないか確認してもすべて断られたので、母も救急車を呼ぶことを承諾。
ただ、救急車が着いたとき、深夜なのに向かいのおばさんが出てきたので、母が嫌がる気持ちも少しわかる気がした」(30代・女性)
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■熱が出たから救急車を呼ぶ夫
一方でタクシー代わりのように、気軽に救急車を呼ぶ行為が問題になっている。
「家に帰ってきたら、仕事に行っているはずの夫が家にいた。体調が良くないから、早退してきたらしい。熱を測ったら38度あったらしく、『体も痛いしダルいから、救急車呼ぼうかなって』なんて言って…。
さすがに熱だけで救急車を呼ぶのはまずいので、必死で止めました。すると『俺の体が心配じゃないのか!』と怒る始末。とりあえず、私が運転して近くの病院に連れていきました。夫が救急車を呼ぶ前に、帰ってきてよかったと今でも思う」(40代・女性)
救急車を呼ぶかどうか判断に迷った場合には、まず都道府県や市町村の救急相談窓口に電話してみるのがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)