愛されキャラにも苦労はある!? リア充よりも「愛され」が多い特徴は…
いい部分もあるけど、本人的にはその扱いが切ないことも…
男女問わず、好感度の高い人に使われる「愛されキャラ」という言葉。ちょっとダメなところがあるけど、どこか憎めない、得するタイプだ。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,357名を対象に自分のことを「愛されキャラだと思う」か調査した。
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■自称・愛されキャラは…
「愛されキャラだと思う」と回答したのは、全体で15.4%。もっといても良さそうだが、自分で自分を「愛されキャラ」と言うのはちょっとハードルが高いのかも。
男女別では男性16.8%に対して、女性は14.0%と僅かに男性が大きな差はないもよう。
性別・年代別では
20代30代と60代は比較的高めの一方で、40代50代はやや低い。とくに40代女性は9.0%と1割を切っているのは「愛されキャラ」の持つ、かわいさやちょいダメな感じが、あまりしっくりしないのだろうか。
そして、どんな人が「愛されキャラ」なのか特徴別データをチェックしてみると、
「勝負下着を持っている」「匂いフェチだ」「ガリ勉だった」が、「リア充だ」を上回る結果に。
“天然”なニュアンスもある「愛されキャラ」ではあるが、「勝負下着を持っている」という、ある意味“愛される努力”をする人にも、あてはまる属性のようだ。
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■僻まれる厄介も
実際に「愛されキャラだと思う」という人に、話を聞いた。
「自分でいうのはちょっと恥ずかしいけど、愛されキャラだと思います。子供の頃からのんびりした性格で、周囲が“やってあげたくなっちゃう”ところがあるみたいで…。あとは『甘え上手』『後輩力が高い』というのも、よく言われます。
たぶん原因は3人兄弟の末っ子、しかも姉が2人だから、そこで鍛えられたのかも。(笑)ただもう大人だし、そこに甘えていると先々“痛い大人”になりそうなので、愛されキャラをキープしながら、デキる男になることが今の課題です!
でも、そんなことを口にしても大概ニコニコしながら、イジられたり、あしらわれたりするだけなんですけどね。(苦笑)」(20代・男性)
「自分ではよくわからないのですが、周囲からはよく『愛されキャラだよね』と言われます。いろんな人とすぐ仲良くなれるし、プライベートではイベントや旅行などに誘われることも多いかな。
確かに得している部分もあるとは思いますが、ただ仕事などでは稀にですけど、がんばってやったことでも『愛されキャラだから』とやっかまれたり、仕事そのものをきちんと評価されないようなことも…。
トータルではプラスが大きいと思いますけど、そういう扱いを受けた時には、すごく悲しくなるし、そういうタイプの人が同じチームになると人間関係でかなり消耗するので、“キャラ勝ち”ってわけでもないですよ」(30代・女性)
そうでない人から見ると「うらやましい」部分もあるが、愛されキャラ故の苦労もゼロではないようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1357名 (有効回答数)