『イッテQ』人間の塔から子供が落下し騒然 宮川大輔「エラい祭り来た…」
宮川大輔が、スペインの「人間の塔祭」に参加。死と隣り合わせの危険な祭りの真髄に、多くの反響が
世界の様々な文化をユーモラスに伝え、ときに感動を呼ぶことで人気のバラエティー番組、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。
23日の放送では、宮川大輔がスペインの「人間の塔祭り」に参加。人々の絆が壮麗な形となって表される祭の真髄に、多くの反響が寄せられている。
■「人間の塔祭り」に参加
宮川は、スペイン・カタルーニャ地方でおよそ220年もの歴史を持つ、人間の塔祭りに参加。人間の体を積み重ねて塔を作り、その難易度を競うという祭りで、2010年にユネスコの無形文化遺産にも登録されている。
宮川は、年間ランキング4位に食い込んでいる強豪チームの一員として参加させてもらえることに。長い歴史の中で、死亡事故も多々あったという。
「人間の塔」を築くことは、メンバーの身長や体重をデータ化し、それぞれ最適なポジション配置を組むところから始まる。緻密な計算と互いを信じ、人々の絆によって塔が形成されていく光景に、宮川は…
「ほんますごい。誰一人手を抜いている人がいない。皆の真剣な気持ちが伝わった瞬間に泣きそうになる。さっきまで、エラい祭り来たと思ってたけど…めちゃくちゃいい祭りに来た。」
と祭りの真髄に触れ、全身全霊で命懸けの塔を支える決意であると語った。
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■祭り本番で事故発生、会場に悲鳴も
迎えた本番当日。宮川が参加するチームにとっては、年間ランキング5位のチームと競る大事な大会。数年前に犠牲者を出したという最高難度の大技・3人×9人の塔をはじめ、3種類の塔に挑む。
しかし、1つ目の塔の頂点に子供が到達した瞬間、まさかの悲劇が起こってしまう。塔が大きく揺れはじめ上部にいた子供たちが地上6mの高さから落下。会場に衝撃が走った。幸い、大きな負傷者は出ず落下した子供の無事も確認されたが、会場の空気は一気に張り詰めていく。
続いて「王冠型の塔」では、宮川は中段で子供たちを支える大役を担う。「自分を信じて乗ってくれる子供たちを絶対に落とさない」と、小刻みに体を震わせながらも、無事に塔を完成させた。
最後に披露した最高難度の大技、3人×9人の塔も無事に完成。宮川は地上で支柱となるメンバーを支え、塔の形成に貢献することができた。